下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

どうしツアー 後編

アンディダオ

 

かめいさんの自転車も出来上がり、荷物を駅に預けて出発。

そしたらさなっぺが「俺道志道の行き方わかんないんだよ...教えてくれよ」と言い出した。本当にわかんないのか...?と疑問を抱きつつ前をひく。

 

前は最後尾と違ってサインをいっぱい出さないと行けないし、前の交通状況に気を張り巡らさないと行けないから神経を使う。でもやっぱり前は道をどんどん切り開いてく感じがしてとても楽しい。

 

 

橋本駅からのコースではちょこちょこ坂があって、かめいさんが今日どのくらいいけるのか知りたかったので時速18kmくらいで登ってみて、何メートルくらい離れるのか試して見るとなんとぴったりくっついて来ている。これには少し驚いた。振り向いてつい「おーっと!」と言ってしまった。かめいさんの成長スピードには目を見張るものがある。

 

「まさか坂でもぴったりついてこれるとは思わなかった。」と本音をこぼすと最後尾からさなっぺが「なめんなよ!かめいさんの実力はこんなもんじゃあないぜ!」と野次を飛ばしてくる。

 

アンディ「この力もかめいさんの実力の片鱗に過ぎないっていうのか...」

さなっぺ「こないだ表ヤビツ登り切った時にもうどんな坂でも余裕って言ってた...」

かめいさん「言ってないし!どんどんハードルあげるのやめてぇ!」

 

 

この調子でぐんぐん進んで三カ木交差点でジュース休憩。

休憩を終えてから直進しようとするとさなっぺが「え?ここ左折じゃねえの?」と訂正してくれた。道知ってんじゃねえかよぉぉ!!!

 

 

順調に自転車を進めて行くと「道志道」への看板が。

かめいさんが「はあ..俺ここくるの来年くらいかなあって思ってたんですけど..」とぼやく。まぁ、かめいさんが「今日裏ヤビツですよね」って送らなければ今日は裏ヤビツだったよね。

 

道志道を進んでいって開始10kmで僕が「あっもう疲れたわ無理」といって突然戦線を離脱。冒頭の平坦で筋肉を使い果たしたらしい。

前回の椿ライドといい、坂道担当のくせに坂道で全くいいところを見せられていない。ひょっとしてこいつ全然速くないんじゃないの...??そんな空気が立ち込める。

それから平気な顔してかめいさんに引いてもらいながら道志道を進んでいったが、途中で本当に限界がきてトレインから離脱。そこからはさなっぺとかめいさんの二人旅だった。

 

道の駅どうしに着いたのは14時過ぎ。

それぞれ食事を注文してレストランで休息する。プロデューサー活動にも余念がない。

かめいさんはちゃんとライブを消化していた。

 

 

じゃあそろそろ帰るか〜という流れになって外に出ると寒い。

普通に寒い。これ下り基調の帰り道結構厳しいのでは...?と言いつつ完全に半袖はかめいさん一人である。可哀想すぎる...。僕はアームカバーをしていたので片方いる?と勧めてみる。試しにつけてもらったら「なにこれあったかい!!」と感動していた。アームカバーってあったかいよね。

 

帰りはとにかく「みんなで」「さっさと」「帰る」ことを優先して、トレインを組んだ。3kmごとくらいに先頭を交代して3人で言葉を交わさずともローテーションになる。どうしの帰りは楽しい。登りもあるけど下りの時の貯金で結構登れちゃうし、かなりのハイペースで山道ライドを満喫できる。

 

途中かめいさんの足も売り切れてきて、僕と二人でさなっぺに引きずり回される。

僕もかめいさんも途中から登坂パートで技術で登ることを諦めてスプリント態勢で無理やり登る作戦に移行していた。

 

そんなこんなで橋本駅には19時前に着いた。やっぱり帰りは早いや。

途中の道の駅までとはいえ、かめいさんは道志道も体験してしまった。

もはや初心者ではない...。もう行けない坂はないよね!と言いかけて、今度は是非成木に連れて行こうと思うのであった................。

 

橋本でさなっぺは輪行離脱、僕とかめいさんはそこから15kmほど走った。

帰ったら総走行距離は155km。佐渡メンツには及ばないけれどいい練習になったかな。っていうか今までで一番長く走ったわ。疲れた...。

 

 

 

どうしツアー 前編

 

アンディだよ

 

とりあえず、ニノマエ・ふらぱん・ふみやん一行がツールド佐渡に旅立った。

金銭的にも体力的にも普通の土日に佐渡まで行くのは厳しいゾォ〜と思って断腸の思いで断ったイベントだったが、やはり羨ましいものは羨ましい。

 

そして何より、チームが注目する「富士ヒルクライム」3週間前にして、そんな強烈なイベントに出るとはなかなか良いトレーニングではないか。なんか200km以上走るみたいだし。

 

やばいやばい。やばいよ。俺たちもこうしちゃいられない。

なんだか焦る。

 

そして焦り出す男がここにも一人。

 

さなっぺ「俺たち東京残留組もなんかこう...ロングライドをやりたいものだね....!!」

 

そしてまた一人....。

 

かめい「今年は富士ヒル出ないですけど来年は出たいので今から鍛えないとですね」

 

こいつ..チームで一番長期的な練習プラン練ってやがる...!!12ヶ月前からレースを意識するとは只者ではない。

 

 

 

以前からさなっぺの間で話題になっていたイベントがある。

 

do.l-tike.com

 

 

その名も「グランフォンド丹沢」である。

結局出なかったんだけど今でも出なかったことを若干悔やまれるイベントだ。

秦野スタートからの、ほうほう、表ヤビツを抜けて裏ヤビツを下り、ふむふむ、道志道に出て山中湖に行って帰ってきてください!えええ!

バカじゃないの?!総走行距離は146km。距離だけ見れば行けなくはない気がするが、途中には表ヤビツと道志道が含まれている。生きて帰れるわけがない。

とにかくその時はちょっとびびったのもあって参加を断念したのだ。

 

さなっぺが言う。「あの時のグランフォンド丹沢みたいなのをやろうよ。彼らも佐渡で頑張ってるんだからさ。俺たちも負けてられないよ。」

 

 

それで結局、さなっぺが新宿→橋本→山中湖→橋本→新宿と言うイかれたコースを提案。これ往復で220kmあるんですが。これを走り切るなら俺たちは朝6時には新宿を出発してなければならない..。なんでこんな過酷なことをわざわざやろうとするんだ俺たちは。

 

 

まあこの計画が日曜日だったんだけど。

突如僕が土曜日に仕事が入り、6時新宿出走が怪しくなる。

 

アンディ「ごめん前日仕事入ったわ」

 

さなっぺ「俺も」

 

そう言うわけで集合が7時にずれ込み、

それからさらに8時までずれ込んだ。

 

 

 

 

 

当日8時新宿。

もう無理だぞ。8時出走で山中湖に行って帰って戻れるわけがねえ。220kmって言うのはな、時速20kmで休みなく走り続けて11時間かかるんだ。8時から走ったら戻るのは19時だ。休憩やら食事やらで実際の到着はもっと遅くなる。

 

 

 

 

じゃあいいや...今日はさ....

裏ヤビツでもなんでも...行きますか。

 

 

 

そんなことを言いながら僕とさなっぺは橋本に向けて走り出した。

走っている途中に僕が思いついて「そういえば今日かめいさん走れるよ。グランフォンド丹沢やらないならかめいさん誘おうよ。裏ヤビツなら走れるでしょ。」

さなっぺは賛成。早速かめいさんに電話するとOKの返事が。

 

よし、橋本で落ち合おう。

僕がさなっぺの前に出て平坦をひく。なかなか見られない図だ。

今日は足の調子が良い。ちょっと飛ばしてみるか。

ビアンキストアから帰ってきて、ペダルもBBも新品だ。

 

僕は強めにペダルを踏み込んでペースをグイグイあげた。

無風で時速40kmで直線を飛ばして走る。後ろでさなっぺが「良いひきだ!!」と褒めてくれた。そんな良いペースで僕とさなっぺは橋本に着いた。

 

 

二人でマクドを貪ってかめいさんの輪行到着を待つ。

するとさなっぺがかめいさんからのラインを僕に見せる。

さなっぺ「なんかこんなメッセージきたんだけど....。今日は裏ヤビツですよね。秦野から輪行ですねーだって.....」

さなっぺ「どうしてくれよう」

「なんで?!?!」

 

どうやら自分たちで切り替えた安楽コースをあらかじめ予想されていた展開が面白くなかったようだ。

 

 

そうこうしているうちにかめいさんが到着。

ちょっと離れたところで輪行解除の作業を始めるかめいさん。

 

その間に僕とさなっぺで作戦会議を立てる。

さなっぺ「だからさ..裏ヤビツじゃなくてさ...山中湖にこれから行くんだよ。帰り電車だったら負担にならないし。時間もかからないし。」

アンディ「だめだ..富士山駅〜八王子は結構電車でも高いし、一本で帰りたければ16時には向こうに着いてないといけない。それはしんどい」

さなっぺ「じゃあこうしよう、道志道途中にある道の駅どうしまで行って、帰ってくる。これなら55kmx2で110kmの山岳コースで抑えらえる。」

アンディ「待て待て今度こそアイツ死んじゃうよ!

と離れたかめいさんを指差して息巻く僕。

かめいさん「え 死んじゃうってなんですか?」

と言ってかめいさんが手を止めてこっちを見る。

さなっぺ「気にしないで、こっちの話だから」

かめいさん「アイツ死ぬって聞こえたんですけど...」

 

 

 

 

GW!富士に備えて…?椿ラインヒルクライド

 

どうもニノマエです。

 

5月1日、とうとう5月になってしまいました!ゴールデンウィークはまだまだ続きます。やったぜ。

 

そんな今日はアンディ、さなっぺ、私ニノマエの通称「富士ガチ勢」。そして思い返すと今年に入ってさなっぺと僕が一緒に走るのはほぼ初である。(途中合流は一回あった。)

 

湯河原駅に集合する。

(誰かが遅刻するのはいつものことなので割愛)

 

さなっぺは練習で使いたくないと言っていたZIPP303、アンディは輪行で傷めたくないと言っていたデュラホイールを完備…

つまりは練習気分じゃないし今日は手を抜かんと、そういう意思表示と受け取ってよいのやよね?あいさ、心得た。

 

しかしアンディ、腹を下し絶不調。

というかここ数日胃の調子がどうにも悪いらしい。この前の日もニノ宅に集まってボードゲームをしていたけれどもトイレ離席は数知らず。うちのトイレットペーパーの備蓄を殲滅してくれた次第である。

 

いままで小田原スタートしかしなかったニノマエとしては湯河原スタートは新鮮である。が、小田原から海沿いを走って足を少し暖めてから峠に入りたい気も少しあった。

 

間髪入れずに椿ラインの前哨戦、「オレンジライン」が来る。入ってすぐの激坂を抜け、少し長めのアップダウンを2回。川の横の宿屋街の緩い登りを抜ける5.3㎞。

今回の僕のクライムは「いかにダンシングを長く続けるか。」がテーマ。前・中・後の3重心を切り替えながら、ダンシングだけで加速・巡航・休息を調整する。当然シッティングではないから体内の酸素はガリガリと無くなっていくがそれはそれ、今回はトレーニングです。

 

ふりかえると二人とも来ない。

最期の緩い登りでペースを落とし、待つ。

ようやく二人が見えたがどうにもアンディがとても調子が悪そう。さなっぺはそれをたまに振り返りつつ徐々に加速しているので上がってくるようである。

まぁ、そんなことさせないんですけどね!

 

いよいよ椿ラインに入る。ここからは13.4㎞。

アンテナ前の長い直線がネックだが、それ以外はそこまで急な勾配もなく割りとつづらの多いコース。

 

つづらの度に前傾ダンシング、加速する。

ゴール後に「それで精神的に焦らせる作戦かと思った」とさなっぺに言われたが、そうではなく。

勾配のキツくなるつづらで加速し、後続からのマージンを確保し続ける作戦である。結果としてやってることはどっちも同じだけど。

 

順調に距離を稼ぐ。が、残り6㎞くらいから雲行きが怪しくなる。さすがに手にしびれが来た、恐らく酸欠。そりゃあこんだけ立ってれば当たり前ではあるけれど…

 

それをこらえながら登るが、いよいよさなっぺもペースを上げてきたようで、たまに振り返ると距離が徐々に詰まっている。

振りきれるとは思っていなかったが、予想より早い。理想は残り2㎞、アンテナ付近で吸収で残りは精神論でパワープレイ…だったんだけれど。

実際は残り3㎞で吸収、1㎞分想定外 流石である。さぁ、どうしたものかと思案しながら走るけれど、その間も当然ペースは落としてはくれやしない。

 

最期は酸欠に耐えられず残り1000mで見送る結果に。脚の方はまだいけた気もするので少し惜しい。

 

登りきって少し待つと、まもなくアンディもゴール。「腹がやばくて、どっか茂みでしようかとも思ったけどすぐ後ろに別なロード乗りいて無理だった…」とトイレから出てきてから語るアンディ。

 

さっきまでの登りがウソのようにスカイラウンジでまったりと過ごす。マツダがスポンサーを降り、名前は「アネスト岩田スカイラウンジ」に変わったようである。

さて、何度かスカイラウンジに来ているものの今まで2階に行ったことがなかった。というか、僕においては2階に上がる階段を認識できていなかった。

別に隠れた場所にあるとかそんなことはないのだけれど、「ゲームで実績解除されてやっと次のステージに行けるようになった」みたいな感じで、今まではそこにあることに気付けていなかったのだ。

 

1階は「高速道路のPAの食堂」みたいな雰囲気だが、2階はうってかわって「空港のラウンジ」みたいな感じだった。
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素晴らしい景色を見ながらケーキと紅茶で優雅にティーブレイクする、汗だくのサイクルジャージ三人組…ごめんなさい、場の雰囲気を乱してごめんなさい。
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テーブルには「旅の想い出ノート」みたいなものが置いてあり、訪れた人がおもいおもいの事を綴っていた。達筆な字で心のままを書いた文章の下に、便所にあるような卑猥な落書きがされていたりと中々カオスである。

 

しかし、紙とペンがあれば数時間楽しめるのが我々である。誰からということもなく、おもむろに落書きを始める。

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ボールペン一発描きは緊張する。cnt+zとレイヤーがあるからデジタルは素晴らしいです。

 

下り、温泉へ行く。

例によって、レンタカーという名の移動する倉庫に自転車をつっこみ心の安寧を得る。

 

さなっぺとアンディがやたらと温泉の敷地内を僕先導で行かせたがるから何かと思ったが、この温泉 とても変な構造をしている。

今後、他のメンバーで行くことも考慮しここではあまりネタバレ的なことは書かないが、まずフロントにすらたどり着けない。ドラクエのダンジョンだってもう少し親切である。

 

と、温泉では始終ニノマエが建物にツッコミを入れていましたとさ。

 

つづく

 

GW!佐渡メンバーでデスマーチ

 

どうも、ニノマエです。

 

ゴールデンウィークですよ、ゴールデンウィーク!やったぜ9連休!

 そんな初日の4月28日に、佐渡メン3人ではたして210走れるかのプレライドを行うことにした。

 

コースは堀切ー渋谷ー二子玉川ー橋本ー山中湖の往復コース。全長240㎞超、途中アップダウンのある どうし道と その中の山伏峠を抜ける、実際の佐渡ロングライドよりハードなコース設定。

 

堀切から渋谷へ向かっていると、ふらぱんから連絡が入る。「寝坊しました…二子玉川で合流します…」我々ベルコンでは寝坊遅刻はよくあることである。

 

淡々とペダルをまわし、距離をこなす。

補給はこまめに、水分は常に余裕をもって。

ロングライドはいかに消耗しないように走るかを考えなければいけない。

 

二子玉川でふらぱんと合流し、多摩川CRを遡上する。先頭を走る僕の視界に、黒い点が空中に漂っているのがみえる。

「?」と、思った次の瞬間、それは僕のゴーグルにバチッとすごい音を立ててぶつかってきた。クマンバチである、それもかなりの数の。

 

三人でひえー、と声をあげつつ多摩川を抜け京王線沿いに橋本まで走り補給。からだが冷める前に、昼食ポイントである道の駅「どうし」を目指す。
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ふみヤンとふらぱんは初見だが、私ニノマエはどうし道は3回目。アンディ・さなっぺと走った初回は山中湖でリタイア。そのあと一人でリベンジしたときも橋本ー山中湖ー橋本だったので、今回は、それ以上に難しいライドになると覚悟してはいた。
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↑過去のリタイア記録

 

 

道の駅「どうし」で昼食。

ふみヤンはカレーライス、ふらぱんは山菜そばを注文。ニノマエはクレソンうどんと冷奴を。

暑い日に冷たいうどんは良い…うまい。
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しかし、今思うと低カロリー過ぎてあまり補給になっていない。カレーが一番賢い選択だったかもしれぬ。

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山伏峠ではふらぱんがとうとう足をつったので、少し休憩をとる。山伏峠は直線の登りがあり、それの一本目をこなしてつづらを抜けると、もう一本似たようなのが待っているというハートフルボッコロード。ぼくも初見で足をつった。

 

しかし、トンネルを抜けて下るといよいよ山中湖である。
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「やったー!ゴ…」まで言いかけて口を塞ぐ。

あぶないあぶない、折り返しだよ。ゴールじゃない。
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山中湖畔のクラシック自転車のたくさんあるカフェで、コーヒーとビスケットをいただく。

 

斜陽が透明のグラスマグに反射してキレイである。素敵な器だなぁ、と裏を見ると「IKEA」。

ニノ「……。」

店の横には店主のものであろうクラシックカーが停まっていた。

ニノ「こういうのが似合うオッサンになりてえなぁ…」と、ついぼそっと口から溢れた。

聞こえたのか、店主が「なれるよ」と返してくれた。

店主が少し意地悪な顔で「また自転車でおいで」と笑うので、どうやらこのデスマーチはそのうち第二回が開催されるかもしれない。

 

ふらぱんは大分消耗していた風だったが、コーヒー休憩をとって復活した様で、「橋本までは走ります」との事だったので続行して往路を行く。

 

一変し下り基調のどうし道をご機嫌なペースですすむ。三ヶ木交差点に着く頃にはすっかり暗くなり、装備してきたライトの出番になった。

しかし、サングラスのクリアレンズを持ってこなかったので、ここからは裸眼である。

…目が乾く、しんどい。

 

日はとっぷりと暮れ橋本に到着、ここでふらぱんを見送る。途中合流ー途中離脱とはいえ150㎞の峠ありコース。これなら佐渡も行ける…かもしれない!

 

残されたニノ、ふみのボーマ乗り二人はといえば、多摩川沿いを行くルートをやめ 八王子ー新宿と公道を行くルートに変更。というのも、多摩川CRは街灯がないので夜走に向かないのだ。

 

実際、この選択は英断だった。

八王子から新宿までは下り基調、さらに天気も味方して追い風である。軽くペダルを回せば30㎞/hを越える。走行距離はいよいよ200㎞を越え、210㎞ 佐渡ロングライドの長さをクリアした。ここまでくるとしゃべる気力も残っていなかったが、二人でガッツポーズをとる。

 

途中、缶コーヒーやゼリー飲料でからだに燃料を注ぐが、新宿について いよいよ体の限界も近いのかゼリー飲料すら受け付けなくなってきた。吐きそうになるのを無理やり飲み込む、あと15㎞…ここまで来たらやりきりたい。

 

走り慣れた、よく知った道を帰る。

しかし、普段出すようにスピードがでない。

ちょっとした坂がキツい、全身の筋肉が悲鳴をあげていて 痛くない場所がなかった。空腹感はあるのに、食べ物を胃に入れれる気もしない。夜風に当てられているのもあり、みるみる体温が下がるのが解る。後から二人で思い返して「あのときは完全に気力だけで走ってた。」と、今だから笑える。

 

キツくて辛くて苦しかったが、でも何よりとても楽しい245kmだった。

ニノ宅近くの橋。いよいよゴールまで300メートルくらい。

夜で車もいないので並走し、どちらからともなく握手を交わす。

 

「やりきった」という充足感がひたすらに脳を満たしていた。

 

帰り着き、とりあえず腹に何か入れて倒れ混むように寝る。ふみヤンも「帰る気力ないんで泊めてください」と布団へダイブ。

「起きたら片方冷たくなってたりして」などとアホなことを抜かして寝る…

 

…つもりが、疲れすぎて眠りに落ちれない。

明日は休息日で決定。むり、走れない。

 

つづく

 

 

暑い日のアツい荒川ライド

 

どうも、ニノマエです。

 

4月22日、日曜日。久々の荒川ライドです。

前日に渋峠に行っておいて翌日に走るヘンタイが2名と、やっと平坦を走らせてもらえるかめいさん、そして若さは元気、ふみヤン。本当はおるべぇも来る予定だったものの、風邪で欠席・・・お大事に。今回はそんな4名でお届け。

 

「今日はどんだけアタックしかけてくれてもいいから」などと後先考えない発言をした僕だったが、後でこの発言を後悔することになるとはこの時はつゆほども思っていなかった。

 
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開幕、1キロもいかないくらいですぐさまふみヤンが仕掛ける。

右側でギア音がしたあたりから反応。向かい風にも関わらず時速は30km/h後半。後ろにぴったりついて潰す・・・と、そのさらに右からもう一台飛び出す。

「!?」

カウンターアタックなんぞという器用なことをしでかしてくれたのはまさかのかめいさん。後から聞いた話では「いやぁ、なんか僕も行った方がいいのかと思って。」とか。

出だしからそんなアタック合戦の中、あっという間に岩淵水門へ到着。

そして、ここまでで千切れると思ってたアンディが鉄下駄でしっかりついてきているどころか、ちょいちょいアタックに参加している。

 

岩淵水門でだらだらと駄弁る。

アンディ「え?ここが見晴らし茶屋じゃないの?」

ニノマエ「茶屋の要素皆無だろうがよ」

見晴らしは良いんだけどね。

少し走り、見晴らし茶屋。のんびりしながら、思いおもいにアイスやらかき氷やらを食べる。今日はすごく暑い…。

そんなこんなしているうちに風向きが変わり、さっきまでと同じく、向かい風のなか葛西を目指すのであった。

 

 
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葛西臨海公園ではマックを買ってかじりながら休憩。自ずと機材周りの話になる。

ニノ「Zwift欲しいなー…」

Zwiftとはテレビとローラー台を繋いでバーチャルライドを楽しむ機械である。

かめ「全部でいくらくらいかかるんです?」

ニノ「8万くらいだったはず?」

かめ「8万かぁ⤵…」

(買う気か……!?)

 

 

復路の堀切まではかなりの追い風。40数キロで巡航、アタック合戦の最後は僕ニノマエ対ふみヤンの一騎討ちとなった。

ギリギリの攻めあいだったがmax56㎞/hでかろうじて差す。

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走り終わって堀切。

かめ「今日、荒川ポタって聞いてたんですけど・・・!?」

ニノ「幻聴では?」

と、言いつつもかめいさんも初の高速平坦はめちゃめちゃ楽しかったとご満悦。

 

つづく 

 

てっぺんへ!渋峠ヒルクライド

 

どうも、ニノマエです!

 

 天気が良い日が続いて、皆から雨男だと責められることもなく平穏な日が続いています。よいことです。

 

さて、そんな4月21日土曜日の 日の出直後の早朝6時。

毎度お馴染みの黄色いビートル・カブリオレの後部座席に自転車2台、トランクにホイール4本、そして助手席に坂キチ・アンディを積み込んで僕、ニノマエは運転していた。

 

話は前日に戻る。

4月20日金曜日。スマホでポチポチとネットを見ていると、自転車関係のサイトである記事を見かける。

渋峠4月20日10時から冬季通行止め解除』

ほう…

 

ニノ「おい、渋峠いくぞい」

アン「ぞい(了解)」

そんな会話はなかったがこれくらいのテンポで決行。フットワークと頭の軽さが売りの二人です。

 

片道200㎞、クルマでもなかなかしんどい。

道中はホントに中身の無い会話の応酬としりとり。しりとりに熱中しすぎて高速の分岐を一回、しれっと間違ったのは内緒だ。

 

今回のライドは先達に習い、道の駅「六合」(これで「くに」と読む)から渋峠ホテルまでの30㎞のクライム、往復60㎞のライドである。

 

実はニノマエ、この日のために秘密兵器を投入していた。
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度入りのサングラスの新調である。

弦のところをゴムバンドに換装でき、平地やら下りでは今まで以上に巻き込み風をカットしてくれるだろうと期待。「登りに来たんじゃないのか」とアンディにつっこまれるが、当然である。僕は下りに来たのだ。

 

しかし、下るためには登らねばならぬ。

富士ヒルが近いこともあってか、スタート直後からまぁ飛ばす飛ばす。データで知ってはいるにせよ、この六合からの最初5㎞が割と傾斜がキツい。

 

6~7㎞こなし、草津バスターミナルあたりでアンディが止まる。「むり、服装間違えた。アッチい」そういう顔は真っ赤。

「公道最高到達地点」やら「雪の回廊」などと言うワードに踊らされた僕らはほぼ冬装備。しかし、登れど登れど涼しくはならず…

二人でコインロッカーに荷物をパージする。アンディはジャージを脱いでインナーだけになったので背中に荷物が積めぬ。僕は僕でインナーシャツを脱ぎ捨てる。

おそらくこの判断をしていなければ、完走も危うかっただろう。

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あとはひたすら、ひたすら登る。

30㎞で1500mアップ、平均斜度7%は流石に半端ではない。休ませる気の無い傾斜が常に続く…が、その辛さすら吹き飛ばす絶景がつづらを曲がる度に飛び込んでくる。人は理解が追い付かなくなるとどうやら笑うしかなくなるらしい。

 

ここからは最早、僕の駄文は要るまいよ。

写真では実物に対してどの程度の感動が伝わるかはわからないが、ここからは標高順に写真をつらつら挙げていく。
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眼下の雪原を見下ろして思う。

「あぁ、どえらいとこまで来ちゃったなぁ」

日本でこれ以上の標高にはロードバイクは行きようがないのだ。それはどえらいところである。

 

 

さて、下る。

ゴーグルのおかげで全く目に風が入ってこない。(あたりまえだ、そんな隙間はない)

少しブレーキから指を離して前傾すれば、あっという間に50㎞/hを越える。 

 

ここまで汗だくで稼いだ獲得標高がものすごい勢いで後ろへ流れていく。

ヒルクライムがコツコツと積み上げていく喜びなのだとすれば、ダウンヒルには逆の いわばトランプタワー崩しののような気持ち良さがある、と 僕は思うのだが。

 

下りに下って、道の駅「六合」。

アン「どわー、つかれたー」

ニノ「うえーい、おつかれっし『ガツン』いってぇぇぇえ……」

疲れすぎてロード降りるときにペダルですねを強打。最後の最後で〆らないあたりいつもの僕らなのでした。

 

つづく

キメラでリベンジ 大垂水峠ライド

 

どうも、ニノマエです。

 

 4月8日、日曜日。

桜も散って、いよいよ半袖ジャージの出番になってきました。

 

そんな日曜に集まったのは、かめいさんと私 ニノマエ。さなっぺも来れそうだったけど首を寝違えたらしいのでドンマイ。

 

10時30分に橋本に集合する。

日なたはすでにかなり暖かい気温だが、さすがに日陰はまだ寒い。

 

納車からこちら、キメラを見てはご機嫌なかめいさんだが、ボトルが壊れているらしく スポドリが漏れる、ベタベタすると嘆いていた。

 

 昨日雨が降っていたらしいとは思えないほど天気がよい。予報では降水確率0%の快晴である。

 

前回よりいいペースで平坦区間をこなすと、すぐに1つ目の坂「津久井湖横」が来る。

ここは橋本側からの下りの勢いで一気にパス。

かめいさんは、前回がアルミマシン(骨董品赤ジオス)だったため、さすがにご機嫌で登れている様子。

 

そして、二つ目が津久井湖CC(ゴルフ場)横。斜度的にはここが一番辛い。

さすがに辛そうにはしていたけれど、ここも難なく。その勢いで前回足をつったプレジャーフォレスト前もパス。いやぁ、調子良いんじゃないですか?

 

 相模湖でひとやすみ。

ちょうど何かイベントをやっていて、ライブステージとか建ってた。こんなことここでやるんだなぁ…初めて見た。

 

軽いトイレ休憩程度で再び出発。

あんまりダラダラしてるとこないだみたく昼寝ぶちかましかねないから…ね。

 

相模湖駅前を通過するとき、「次からここ集合にしません?」とかめいさんがぼやく。

それはそれで乗り継ぎがめんどくさいので…

 

いよいよ大垂水峠

かめいさんには1分先行してもらう。

よーいどん、と共に全力ダッシュをするかめいさん。そのペースはもたないぞ…と思ってたら視界から消えるギリギリでペース落ちてた。

ですよねー…

 

一分後スタートした僕はかめいさんを1.3㎞地点で吸収。昼御飯はおごらずに済みそうだ。

 

 

 

下って高尾山口付近。土日の昼時ということもあって賑やかな通りに、ロードバイクを転がしながら入っていく。目的地は蕎麦屋、しかし、全滅。どこもかしこも並んでいるもんだから仕方なしに諦める。

 

仕方がないので茶屋に入る。これが中々、というかかなり大正解。
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 抹茶とぜんざいをいただく。

ぜんざいとか汁粉についてくるお漬け物って美味しいよね。 うまー。

 

八王子までの下り基調は僕が先導で35㎞巡航くらいで引く。「うはー、きついけど気持ちいい!」と初めての高速巡航でご機嫌なかめいさん。

 

かなりいいペースで八王子へ到着。

ニノ「かめいさん、ひとつ伝え忘れてたんスけどね」

かめ「嫌な予感しかしない」

ニノ「もう一本、坂あるのよね」

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坂のやりすぎで半ばハイになっているかめいさん。次は平坦行こうね。

 

つづく