下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

相模湖・大垂水峠ライド

 
今回のライドはニノマエ不在のため書き手が変わります、あしからず。
 
 
Oh! 垂水 to get!!
 
お初です。さなっぺPと申します。
 
以前ニノなんとかさんが不在、あとのメンバー勢ぞろいの走行会があったので、
「お前そんときの話書けよ!」と半ば無理やり担当にさせられました。本当にひどいやつですよ彼は(風評被害
 
8月2日に開催された、第一回「ドキドキ大垂水峠ヒルクライム」。
 
なんか、噂によるとニノなんとかさんとヒイラギナニガシがよく大学時代に走っていたらしいコース。
 
名前のとおり、「峠」。
 
文字通り「峠」。
 
?「峠っちゅうのは、山の下から上まで登ってく道のことをゆうんや」
 
小学生時代にワタシに「常に人生は登り坂」と説いた誰かの声が脳裏に浮かぶが、それが誰だったかはちょっと覚えていない。とどのつまり、「ヒルクライム」というやつ。個人的には初挑戦。
 
これまで自分の見てきた自転車やる人は、2種類いた。
 
「坂が嫌い」か「そうでない」か。
 
高校の友達は、ちょっとした坂でも嫌いっていってた。坂を目の前にするとなぜか怒っていたのが印象的だった。
自分はそれまで、いわゆるヒルクライムなんてもんは体験したこともなかったため、若干の不安を抱きながらも前日の夜は圧倒の12時間睡眠を決め込んだ。
 
元々の企画としては、ヒイラギ(元々登る人)を筆頭に、クライマーを目指すアンディとさなっぺPが、「登りのコソ練しよーぜ」という趣向のもと開催されたものだったが
なんと前日になって、自他ともに認める坂嫌いのりょま参戦が決まった。
意外だったけど、僕らが参加を目指す自転車イベント(詳しくは別のタイミングでニノナニガシがブログにすると思うので今回は省きます)では、コースレイアウト上峠越えは必須。
少し荒療治かもだが、彼にとってみれば、まあ早いうちに一回でも多く登っとくのは悪いことじゃないだろう。
  
こうしてヒイラギ、アンディ、りょま、さなっぺの大垂水攻略作戦の火蓋は切って落とされた。
 
まずは相原市内から相模湖まで出る。
街から山にだんだんと景色が変わる中で、坂道も少しずつ増えていった。
それまでおよそ1年ほどのブランクを抱えていたヒイラギは、道を知っているからという理由で先頭を走ってくれていたが、
坂の途中でペースダウン、自分は一番後方から「登り坂は自分のペースで走らないと死ぬ」というどっかのブログで見た浅い知識だけで飛び出し、
登りきった後の下り坂の先で待機した。
 
後方を確認していなかった自分に、唯一追いつき、声をかけてストップをかけたのが、驚いたことに坂嫌いを自称していたりょまだった。
なんじゃそら、全然苦手やないやんけ! と思ったけど、元々体力ある彼にとってみれば、そこくらいの坂はなんてことなかったのかもしれない。
そう自分で解釈したとき、りょまのキメラギザロのフロントギアがアウターに入っていたことに気づいた。
 
さなP「…あれ? ……それ、下りの時に入れ替えたんだよね?」
 
りょま「何を?」
  
いやいや、そんな漫画みたいな話があるかい。
 
さなP「アウターギアとインナーギアって知ってる?」
 
りょま「知らん」
 
 

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流石に笑いました(笑)貴様はポテンシャルお化けか!
インナーの存在を教えないまま大垂水峠ってのも面白かったけど、さすがにそこまで悪人ではないです。ちゃんとインナーとアウターを教えてあげましたよ。
 
りょま曰く、「左手のギアは動かさなくていいってニノマエが言ってた」そうな。んなわけあるかボケ。
 
後から追いついてきた二人にその話をしたら、アンディは爆笑し、ヒイラギは唖然としていました。君は逆にアウターを使わないもんな。
 
 
 
そんなこんなで相模湖、お昼ご飯です。
 

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うどんを食べるアウターマンのりょま。
 
さなっぺ「うどん美味い?」
 
りょま「量が少ねぇ」
 

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追加で頼んだマス?だったかな。これが激ウマでした。運動してると本当に塩分を体が欲します。
  
そしてここからが本番の大垂水峠
昼飯でがっつり休憩してしまった我々だが、遅れを取り戻そうと懸命の追い上げ。
 
ヒイラギ「こっから登りー」
 
この時を待っていた……!!
ヒイラギ-りょま-アンディ-さなっぺの単縦陣で登っていくが、開始早々、我慢できない最後尾の白いリドレーが飛び出した。
  
初のヒルクライムにテンションが上がる。ついでに息も上がる。そのついでにスピードも上がればいいのに……。
でも山ん中を登っていくのはとても気持ちが良かった。速度は15kmそこそこくらいしか出てないけど、なんていうか、自分の力だけで登っていく感じがたまらなかった。
  
ただひたすらにペダルを回して、カーブの度に「まだあんだろ? あんだろ? ほらーやっぱり!」って感じ。
緑とコンクリートだけの視覚情報と、風と時々通る車の音だけがあって、あとはなんもなかった。頭の中もなんもなくて、久しぶりにきっつい運動してるなーって思った。
ヒルクライムが好きって人の感覚が、少しだけわかった気がする。もっと登れるようになったら、もっと楽しくなるかも。
 
そんなことを考えながら、ミンミンミン! ミンミンミン!とメルヘンチェンジしそうなリズムでペダルを回していると、何やら標識が見えた。
 

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ちょ、頂上かー!?
 
頂上だった。そういえばタイムとか測ってなかったことにその時気づいた。今度は測ってみようかな。
他のメンバーを待つために歩道に乗り入れ呼吸を整える。
 
 
数分してりょま+アンディがやってきた。
キツくて途中降りようと思ったとりょま。なんでも後ろがアンディと気付かずに「後ろからずっと付けてくるやつがいて、降りるに降りれなかった」とのこと。
その後ろにピッタリついて「絶対に千切れん!と思って意地でもついて行こうと思った」とアンディ。謎の共同作業で見事ゴール。
 
 
そしてその後、1年のブランクを背負ってやつが登ってきた。
 

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ヒイラギ改め、「山の精」である。
  
こうして第一回ドキドキ大垂水ヒルクライムは終了した。
帰りのダウンヒルの気持ちよさったらない。これも含めてヒルクライムの良さなのかな。おうちに帰るまでがヒルクライム!!
 
とりあえず、初ヒルクライムとしては十分楽しんだと思います。みんなで走るのはやっぱり楽しい。
でも、なんだかんだでまだ一回も全員集合したことがない。まあ時間が合わないのはしょうがないですね。一人は宮城県だし。
まあ楽しみは先に取っておくとして、今後は登りももちろんですが、同じように平坦も頑張っていきたいですね。くっ……。
 

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