下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

コラム:独断と偏見の脚質


コラム、独断と偏見シリーズもとうとう第5弾です!

さて、本編読んでて「クライマー?」「スプリンター…?」ってなる人もいるのではないだろうか。

脚質ってなんなのよ!っていう疑問に、片寄った視点で回答していきたいと思います。


今回は長いよ!覚悟してね。


そもそも「脚質」ってなぁに?

体格や体質、得意分野で分類されている自転車乗りとしての種類。
脚質が違う選手は同じロードバイク乗りなのに、下手したら競技が違うって言っても良いくらいには特性が違う。



脚質の種類

 オールラウンダー


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 書いて字のごとく。オールラウンドに平地も山岳も走れる選手の事。っていうのは、教科書通りの答えで 「走れる」ではなくて「仕掛けることができる」が正しい表現だと思う。
 
 登り、平坦での独走、決め所のスプリント、各場面で適した走りで仕掛けることができるオールラウンダーはチームのエースに向いている。ここ何年かツールドフランスなんかでは「登れるオールラウンダー」がエースにされることが多い。

ちなみにうちのチームだと、さなっぺが唯一オールラウンダー(彼はクライマーだと主張するが)。



 クライマー


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 再び書いて字のごとく。山岳区間での登り、クライムに特化した選手。

 その中でも「山大好き」何て言ってるのは変態。どうかしてる。(アンディお前だ)

 通常 小柄な選手が多く、極限まで体脂肪や無駄な筋肉を削いでいるため、平坦での独走力はあまりない。
 

 ここからはホントに独断と偏見だが、クライマーには二種類いると思う。
ケイデンスタイプ」、「トルクタイプ」の二種類。
 坂での登り方は二種類あって

→軽いギアを高回転でまわし、負荷を下げる
トルクタイプ
→体重移動で登り、筋力を温存する

当然どちらもできなければ長い登りには対応できないけど、「どちらがメインか」という話。

うちのチームにはクライマーが二人、アンディとヒイラギ。
アンディはtheトルクタイプクライマー。峠に入るとよくしゃべる。
ヒイラギはクロモリマシンであれだけ登れれば、カーボンに変えたとたんすごい速くなりそう。



 スプリンター


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 三度書いて字のごとく。

 チームレースでゴール手前での最終決戦兵器。だから各チームはスプリンターを最後に発射できるように、陣形や戦略を整えておく。
 
 速さを出すための強靭な太股、それを抑えて車体バランスを取るための腹筋・背筋、体制を取りつつ車体を振るための腕筋。
スプリンターはマッチョ。

 さらに、高速で死に物狂いで走ってるなかでも他の選手との位置取り合戦ができる当たり強さなんかも必要。
要するにマッチョ。

うちのチームで言うと、ピュアスプリンターではないけどこくまろなんかが多分そう。



 TTスペシャリスト


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 クロノマンなんて言い方もあるらしいけど、聞いたことない。
 スプリントではなく、独走力に特化した選手。
 
 自転車競技では、向かい風は最大の敵。だからこそ、他の人より独走力があれば逃げ切りで勝つことだってできる。
 それと直結して、個人対個人の戦いになるタイムトライアル(TT)で強い選手、ということで、総じてこんな名称がついている。

 高出力のトルクを中~長時間維持できる、人並外れた肺活量と筋力の持ち主。

うちのチームなら、間違いなく りょま…なんだけど、向かい風になったとたん前引くのやめちゃうんだよね、彼。
あと、店長も乗り始めたらこの辺に落ち着くんじゃないかなぁ。



 パンチャー/ルーラー


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 遊撃班、場の引っ掻き回し役。

 集団からの様子見でのアタックや、他の選手のスタミナを削るためのアタック…などなど、

専門ではなくても、それなりのスプリント力と独走力を求められる脚質。

平地や短い登り、戦況次第でどこでも仕掛けられる、そんな選手。


主に平地でのアタック専門職なのがルーラー、逆に山岳でのアタックがパンチャー。ここに明確な線引きはあんまりないらしい。


個人的に、パンチャーやルーラーにとって一番大切な因子は「回復力」だと思っている。戦況は生き物で、コロコロと変わる。それに合わせて何度もアタックをかけるには、心肺、筋力、スタミナと三拍子揃った回復力が大事だ。


うちのチーム?わたくしニノマエが、そうです!(登りは苦手)



今回のまとめ


お互いの脚質を知っておくとレースでの戦略を立てやすいし、サイクリングのときもコースの組み立てやペース配分、休憩場所の設定などに役に立つよね。


ってなところで。脚質の説明おわり!