下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

GW、地獄の登坂強化訓練!ー裏ヤビツ編ー

3日目はアンディがお送りします。

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物事には必ず表と裏がある。

ゲームには裏技が付き物だし、学校に正門があれば必ず裏門がある。コインにもお札にも表と裏がある。球体には表と裏がないように思われるかもしれないけれど、少なくとも「地球の裏」という言葉もあるし「月の裏側」だってあるのである。そういう意味においては多少の例外は優しい目で見守りつつも、物事には必ず表と裏があるといって間違いはないはずだ。

 

ヤビツ峠という峠がある。

 

元は武田軍と北条軍が争った時の 矢櫃が出土した 旧矢櫃峠が 改修・移設してカタカナ表記のヤビツ峠になったんだとか何とか。表ヤビツは自転車愛好家の聖地。峠タイムアタックといえば表ヤビツ。50分きれば脱初心者、40分切れば一人前クライマーだったっけ?やっぱり時間の目安が出てくるのかクライマーが後を絶たない。

ほんとうにローディーって競争がすきな生き物だよねえ。

 

一応説明をwikiからパクって来たので載せておく。

東京から最も近くにある峠の1つであるため、自転車ヒルクライムの練習場所としても人気があり、神奈川県所属の競輪選手も街道練習によく取り入れている。ただし地元民からは、遠方から訪れる自転車愛好者の交通安全も問題視されており[1]、沿道には自転車のマナー向上を呼びかける掲示が多く見られる。なお、秦野からヤビツ峠への道は「表ヤビツ」、宮ヶ瀬からヤビツ峠への道は「裏ヤビツ」と呼称されることもある。 

 

 

そう、ヤビツにも表と裏がある。

表題の通り今回は裏ヤビツに登りましたとさ。

 

 

 

ここでイカれたメンバーを紹介するぜ!

アンディ!さなっぺ!ニノマエ!

ここまでは今までの2日間峠練習を生き抜いたタフな連中さ!

そして今回はヒイラギ!そしてこくまろ!

お前ら、久しぶりすぎるぜ!

 

5人での走行なんて実に久しぶりでとても嬉しかった。

営業ズッ友担当大臣のさなっぺも心なしか嬉しそうだ。

 

僕とニノマエはチャリで自宅から橋本へ。(1000年に1度のことですが僕がひきました)残りは輪行と車にて。9時30分集合のはずが11時出発に。僕とニノマエはスタバの前でティータイムをかましました。

 

橋本スタートだと津久井湖を抜けて相模湖方面へ、途中で折れて宮ヶ瀬湖へ、

宮ヶ瀬湖が実質裏ヤビツのスタート地点なんでここから裏ヤビツを登る。帰りは来た道を帰ると。そういうルートでした。

 

道中ちょこちょこ補給休憩。今日は平均気温26度だったからそろそろ脱水症状とかも気をつけないといけない。特に久しぶり組は余計に注意が必要だと思った。

宮ヶ瀬に入ってからのコンビニでアイスを食べた。テーブルをかこんでの談笑はいつも楽しい。ネタの応酬を見ながらこくまろが「これネタやってるの?」と聞いてきたので

「鉄血のオルフェンズネタからガルパンになって艦これを挟んでシンデレラガールズになって最後にローゼンメイデンのネタだったんだよ」と解説してあげた。

行きはとにかくガンダムの鉄血のオルフェンズネタで「ミカ!」「やっぱりすげえよミカは...!」が鉄板になりつつあってこくまろは「ミカってなんだよううう」と言いながら登っていたのだけれど帰りはすっかり馴染んで「ミカァ!」と叫んでいた。オタクって空気感染するから怖いよな。

 

 

 

 

とにかく大人数の走行は楽しいんだがいかんせん走る目的・テンション・体調・疲労具合・脚質・脚力がバラバラなのでうまいこと調節して登っていかなければならない。

 

そこでさなっぺから「じゃあ俺たちアウター縛りな」と何とも膝に悪そうな提案をふたつ返事で快諾してしまうのだけれど今思えばさすがに裏ヤビツとはいえ舐めていたとおもう。裏ヤビツにも厳しい箇所はいくつかあります...。特に後半。

 

裏ヤビツは表と違って緑がトンネルのように覆っていてマイナスイオン満載でとても気持ちの良いコース。思わずサングラスをとって景色を楽しみながらスイスイ登れました。

 

やがてさなっぺと1、2フィニッシュでゴール。もはや我々はヤビツ峠は特に達成感とかないです...。近所のコンビニとは言わないがそこのイオンに行ったくらいの感覚です。そこからコーラを飲みながら(これが格別なんだ)残りのニノマエ・ヒイラギ・こくまろを待つ。

 

さて、どういう順番であがってくるか。

 

別にそういう話はさなっぺとしなかったが僕は頭の中で予想を立てた。

 

まずニノマエはこれまで2日苦手な峠練習をこなして疲労がたまっているはず。平坦での引きもほとんど彼が受け持っていた。今日も苦手なクライムが延々と続いてうんざりしているはず。パンチャーだかルーラーだか、とにかく山を登るのが好きじゃないんだ彼は。ところが今日は裏ヤビツに入ってからヒイラギのペースに合わせて走っていたので、実際どのくらい体力を残しているのかが未知数。とにかく長く自転車をやっているので適切なペース配分で登ってくるだろうが...。

 

次にヒイラギはクライマーだ。クライマーなのだが自転車の素材が黒森峰、じゃなかった、クロモリなのでとても重たい。キシリウムを履いても重たい。それから冬シーズン半年くらいちゃんとしたライドから遠のいていたので今日が久しぶりのロングライドになる。ということを加味しつつ、昨日おとといの練習はないから疲労は今日からの計算。

 

こくまろは今日が練習1日目で足の疲労がまったくない。今日力を使い始めて今日出し切ることができる。そして彼はかなり後半まで粘って僕とさなっぺについてきていた。

でもスプリンターで体重もあるんで山は苦手なはず。というか大垂水峠(僕とさなっぺは坂として承認していない)を除けば彼は初めてのクライムになるのではないか....?

などなど。

 

となると順番的には

こくまろ>ニノマエ>ヒイラギ

最後に見た段階で距離的にアドバンテージをとっていたこくまろがパワーで最後まで登り切り、経験でペース配分したニノマエが頑張って登って、あとからヒイラギがくる形

 

こくまろ>ヒイラギ>ニノマエ

同じくこくまろがゴールしてから、前2日の疲労を溜めたニノマエをヒイラギがかわして2位ゴールかな?

 

という予想をたてたのだけれど実際には

 

ニノマエ>ヒイラギ>こくまろ

 

 

という驚きの(失礼)結果であった。やっぱりミカはすげえよ。

きけばヒイラギは途中で水浴びをしていたらしい。それより遅れるってこくまろどうしたんだと思ったらボトルの水がなみなみ一杯になっていた。補給していたのね。

 

なんでもかんでも自転車にまたがれば順位をつけたがる生き物になりさがっていた僕の目を覚まさせてくれたライドだった....。楽しんだやつが一番だよな...!ミカ!

 

 

 

 

 

帰りはさなっぺが表からくだり、僕らは裏から帰った。帰りはやたら長く感じてみんなボロボロだった。宮ヶ瀬湖自体けっこう標高があるんで帰りもアップダウンが激しい。

こくまろは僕がひいたんだけど最初は「うわあまた坂だあ」とかリアクションをとっていたのに途中から「ヴァッ」とか「ギッ」しか言わなくなって最終的に無言になっていった....。

 

3日目ということで楽な裏ヤビツを選択したつもりが、橋本スタート橋本エンドということで90kmの極悪ロングライドに進化してしまっていた。どうしてこうなった。

 

今度から3日以上の練習のときはもっと劇的に楽なコースを最後にもっていこうと決めたのでした。おしまい。