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下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

第13回富士ヒルクライム

 

アンディがお送りします。

 

前日は談合坂SAで待ち合わせ。気持ちいい晴れの日で、うちのチームはとんでもない雨男が一人いるので「本当によかった」と肩を抱き合って喜びました。

 


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アンディ車 アンディ(Bianchi)・こくまろ(SPECIALIZED)

さなっぺ車 さなっぺ(LOOK)・ニノマエ(BOMA)・りょま(GHISALLO)

 

という編成でそのまま富士山の麓へ。富士北麓公園にてゼッケンをもらう。

さなっぺが新しい自転車を完成させ、その様子はまるで千年パズルを組み上げた遊戯のようだった。(実際ルック586はずっと不完全で家につるされっぱなしでカンパでディアゴスしようとしていたもののなかなか進まなかったのをアルテグラ全載せに踏み切った代物だ。)そのルック586(通称コヤム)がめちゃくちゃかっこよくて大盛り上がり。

しかもしれっとキシリウム履いてやがる...。そのキシリウムもハブが白くて本体の白と合っててかっこいい。かっこいいとしかいいようがない...。


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会場はもうレース前イベントになっていて、いろんなジャージメーカーやらサプリメントメーカーやらホイールメーカーやらがブースを出していて超面白かった。

そして何より自転車の量。まるで全国の自転車乗りが集まってきてしまったような量の自転車が駐輪してあってすごくドキドキした。

 


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激坂の上にあるホテルに移動して景色を楽しみ、足を温めるために河口湖のまわりを5人で走る。見渡せば僕以外の4人は平坦が得意で、景色を見る余裕もなくビュンビュンと2周した。

 

それからホテル近くのコナミという食事処で夕ご飯。乾杯。

それぞれの体調を振り返ってみましょう。

 

ニノマエ 転職先の入社日2日前

りょま ケータイが死んで社用ケータイを握りしめる

さなっぺ 夜勤明けのち一人で高速運転後

こくまろ ステロイド病み上がり

アンディ 前日山苦手パンチャーに敗北

 

 

...みんな各々完璧に仕上げてきたみたいだ。

最高のコンディションで登れそうだ!

夜は無駄なことはせずにOFUTONに入ったんだけどそれでも22時すぎだった。

僕は事前にこそこそ買っていたカロリーメイトドリンクとアミノ酸パウダーをとって、それから予習で去年のレース動画ダイジェストをもう一度だけ見て、最後に膝周りの不安なところにチタンテープを貼って寝た。

とにかく新型を投入してきたさなっぺともはや日曜ライダーではないニノマエが(事実大垂水で一度敗れている)怖かった。

 

翌日は3時起きなのでさっさと布団に潜り込んだ。わけのわからない寝言を繰り返す奴と延々といびきをかく奴がいたのでビールを一缶買ってきて飲んで、ティッシュで耳栓を作ってさっさと寝た。それをしなかったニノマエはほとんどねれなかった。かわいそうに。

 

 

翌日起床。みんなだるそうだなー....。黙々とゼッケンをつけたりボトルを受け取ったり着替えをつめたりする。4時過ぎにホテルをあとにした。車でスタート地点近くへ。ここで車が離れ離れにされてしまい、結局スタート前まで別行動。

 

僕とこくまろは「とりあえずすぐに荷物を預けないと混む」と思い、何の準備もせずに預ける荷物だけ担いで運動靴のまま自転車に乗り出発。荷物預り所へ向かった。

ところがこの荷物預り所が変に遠い。5kmくらいあってしかも行きも帰りもだらだらした登りがある。こんなところで絶対消耗したくない。。。

荷物を預けて車へ戻る。あたりのライダーはみんなもう出払っていて「あっ、これ完璧に準備して荷物を預けるべきで、2往復してるの俺らだけだ」ということに気づいた。時既に遅し。ばたばたと準備してまた5kmの道をゆく。

 

スタート地点付近までついて突如トイレに行きたくなり、こくまろに土下座してからトイレに並ぶ。長蛇の列で結局30分並んだ。女子トイレは誰も入っていなかったので今思えばそちらを使えばよかった。だめか。

 

スタート地点でニノマエ組と合流。遅れてごめんなさい。まあまあギリギリのタイミングになってしまった。太陽があがった。青空。最高の天気だった。雪がほとんど溶けた富士山が目の前にそびえ立っている。「あれの真ん中まで行くのか」とニノマエが呟いた。五号目までは24km。けっこうとんでもないことを始めようとしているのだなと今更思った。

 

 


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我ら14ウェーブが呼ばれてぞろぞろと歩き出す。

結局最後尾スタートになってしまった。成木のときもそうだったけどいつもそうなる。でも僕は最後尾って結構好きだ。抜かされる変な焦りがないし、全体を見渡せるから自分のペースで戦うことができる。しかも計測チップのおかげで早くゴールテープを切るのではなくて、自分のタイムが短いやつが勝つのだ。

 

 

そしてスタートの合図。スタートしても人数が多いもんで時速4kmくらいでずるずる進む集団。どうせ計測スタートは500m以上先にあるのだ。慌てずに空気に飲まれないようにする。ほどなくしてさなっぺがビンディングを治すために離脱。そういえば僕もちょっと調節したいなと思いアンディも離脱。少し靴をきつめに設定し直してまた走り出す。

 

スタートしてからはニノマエ、りょま、こくまろ、アンディ、さなっぺという順番だった。時速16kmくらいで僕は「ちょっと速いな」と思った。

とにかくレース形式で全長24kmは勢いだけじゃどうにもならず、いかに後半に体力と気力を残しておけるかが勝負だと思っていたので無理しないようにいきたかった。

スタートして500mくらい集団で走っていたがニノマエが「いいからいけ」みたいなことを行ったのでスピードをあげて出発した。それでも時速は18kmくらい。

3kmくらい進むとふくよかなライダーはもう息を切らしていて心配な具合だった。とにかく抜いて抜いて抜きまくった。

 

僕の無理しない登り方の鉄則は「笑顔でいること」だ。笑顔でいれる範囲でできるペースを保つ。そのペースなら息も上がらず、筋肉も消耗せずに長続きする。1kmごとにしたくもないダンシングをして乳酸を散らした。インナー・アウターも変えてリアも変えて、とにかく体をまんべんなく少しずつ使って一箇所に疲労がたまらないように工夫した。実際こまめなダンシングはすごく助けになったと思う。けっこう途中までさなっぺが後ろについていたことは終わってから知った。後ろについてるのって怖いよね。認知できないけど常に抜かれる危険性がある、みたいな。

 

ちょこちょこエイドステーションがあって、太鼓のパフォーマンスやチアガール、給水所で休められるようになっていた。僕は目もくれずペダルを回し続けたが、やっぱり地元方々に応援されたりすると不思議と足が休まって、つくづくこれはメンタルスポーツだなと思った。

 

スプリント計測スタート地点まで笑顔のまま走れた。途中オルトレ3台とインテンソ10台とインフィニート5台とインプルーソ3台を抜いた。ニローネもたくさんいたけど覚えていない。インプルーソって少ないんだなあと思った。

とにかくビアンキを抜く、それからオタクジャージは絶対抜く、というのをモチベーションに頑張った。

アニソンを垂れ流しながら走る人、あずささん、やよい、とらドラの大河、ラブライバー....まあとにかくいろんな人がいましたが...。

 

スプリント区間は死ぬ気で回したけど残り100mのところで「残り100m!」の看板が終わりラインだと勘違いしてがくっと力が落ちてしまった。ラスト100mはへろへろで走った。途中平坦があって売り切れた足を振り絞ってまわした。

ここで僕が「ここでおしまいでいい」と念じて"アンディさん"に進化できれば突破できたけれど無理なものは無理です。

 

ゴール手前は団子状態なので徐行したまま何となくゴール。

タイムは腕時計で1"25'20。それからさなっぺ、ニノマエ、りょま、こくまろの順にゴール。りょまは残念ながらパンクで足止め。帰りも二度パンクしたし、これは運というよりは整備不ry.....??

 

結果的に1時間30分を切ってブロンズリング獲得、チーム内総合1位、山岳スプリント賞チーム内1位が取れて満足でした!シルバーなんて夢だったんだ...。ちなみに全体では1700位台とかだった気がする。

 

来年もみんなで必ず出たいと思えたとても楽しい大会でした!

次はシルバーリング目指してがんばります!