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下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

山中湖ロングライド!2

 

アンディがお送りします。

 

これの一つ前の記事の山中湖ライドと内容が丸かぶりするけれど帰りの部分もあるのでなぞるように書いておきます。

 

コースとしては橋本→山中湖→橋本の合計130km。通称道志みちで知られる413号線をひたすらまっすぐ走るコースだ。事前にほかのブログなどを下調べしていたら「アップダウンがある」みたいな記述があって、そのときは「やったあ登りもあるんだあ」程度にしか受け止めていなかったが、実際130kmのアップダウンというとただ事ではない。ということは、やはり身をもって体験しないことにはわからないのだ。

 

橋本にて待ち合わせ。二人遅れて 10時に出発する。

いつもの相模湖コースを走って、途中の青山交差点で右折して道志みちに入る。

やけに家からの自走を強調するニノマエの調子が悪い。病み上がりのような体調で途中のサンクスで休憩をとる。道志みちに入る手前のサンクスはさすがというべきかサイクルラックがあってとても快適だった。

 

ベンチに座り、アイスを食べて冷たいジュースを飲んでいると「もう、ここで2時間くらいだらっとして帰るか?」という気分になった。

それから再スタート。すぐに周りが畑だらけの田舎道になったかと思えばトンネルがあって、それをぬけると完全な山道が待ち構えていた。

 

1km上ったかと思えば1km下り、ちょっとした平坦があり、また一直線の蓑毛のような劇坂があり、、、景色は裏ヤビツのようでもあり、椿ラインのようでもあり、また都民の森のようでもあった。まるで今まで登ってきた様々な峠をふんだんに取り込んだようなアラカルト峠であった。そして僕はこの道志みちが気に入ったのだ。さなっぺも「おれこのコース好きだわ」とお気に召していたようだ。

ニノマエはその間足がつったり、っていうか家出るときに落車してるらしいし、僕の目の前でも落車しかけているし、先だっての那須ひとり合宿でかなり登りを鍛えて驚異のクライム力を手にしていたのが嘘のようだった。

那須で手に入れた付け焼刃は跡形もなくなった」と語るニノマエの足は、回復しやすく、また脚力を変えるのが得意という彼の特性が裏目に出たといったところか。

 

それでも3人で機嫌よく歌を歌い、冗談をぶつけ楽しく進んでいく。

 

途中で交通規制があり、「なんだ事故か」と言いながらそばを通り過ぎたらトラックが停車している。どれどれと野次馬根性で覗き見るとスクーターが半壊してトラックの前に転がってるじゃないですか。しかも道路には飛び散ったような血が、、、、、、。

 

人はもう救急車だかで移動されたのかいなかったが僕たちはさっと血の気がひいてしばらく黙って登っていた。「僕たちにしたってああならない保証はどこにもないのだー」ということを改めて実感させられた。

 

 

それから道の駅(広くて快適)で休憩。ニノマエは何とか休憩を挟みながらここまで来た感じだ。ここで引き返して帰ることを提案するが「今までアップダウンだったし何とか行ける」というニノマエの言葉に再スタート。

 

ところが。この道の駅から道志みちは表情を変え、登り基調の坂天国と化した。

ニノマエのイメージでは登り50%下り50%だから頑張れる、という意識だっただろうが、実際には登り90%下り10%というスパルタコースだったのだ。(僕もびっくりした)

しかもこれが裏ヤビツのようなくねった道ではなく、どちらかといえば泉ヶ岳を連想させるようなひたすら一直線の坂なのである。しかもその坂をようやく登り切り、カーブをまがると全く同じような一直線の坂道が延々と続いているー。

「心を折るような坂だ」と歯を食いしばり登るニノマエ、音楽を聴くアンディ、そして音楽を楽しむさなっぺ。

 

それからようやく山中湖が見えるところまで到着。午後2時を回っていた。

元気を取り戻すニノマエ。逆に空腹で沈むさなっぺ。

いそぎ昼食予定のうどん屋へ向かうも、なんと休業で入れなかった。が、誰も落胆の色を見せず「じゃあさっき通ったうどん屋にしようZE」と切り替える一行。そう、我々はこういう事態に慣れている。慣れ切っている。以前泊りがけのツールド千葉の折などは宿泊予定先に身内の不幸があり受け入れ拒否という衝撃の展開もかいくぐってきた我々だ。

 

すぐに代替えのうどんやを見つけ、自転車をとめてお座敷に足を投げ出す。

久しぶりにちゃんと腰を下ろした気がした。うどんが一玉しかないんですと言われ、もうこの際なんでもいいです「そばください」「そばください」「かつ定食ください」

 

このかつ定食がのちのちさなっぺを苦しめることになる。

 

大盛りのそば・かつ丼はまるで日本昔話のような盛られ方であった。これ食べきれるのか・・・。一生懸命三人でほおばりながら今後の展開について話し合う。

僕はニノマエの体調・帰りの速度・帰りの途中でダウンしたときに帰宅が困難になることを話して、最終的にニノマエはここから緊急輪行することになった。

 

今回われわれは全員「自宅から往復して見せるぜ!輪行なんてしないぜ!」という意気込みの表明として輪行袋を置いてきたが、よくよく考えれば遠出のロングライドに輪行袋は必須だ。ニノマエを責めるつもりは一切ないが、自戒として途中どんなけがをするかわからないし、どれだけ気を付けていても向こうが不注意ならもらい事故だってありうる。行きの半壊したスクーターと血の飛び散った路面を見たので猶更そう思う。遠出して輪行袋を持たないというのは決して格好いいことじゃないのだから今度からは各自輪行袋は持つようにしよう。緊急輪行は自転車に負担をかけるしね、、。

 

 

それから山中湖で集合写真をぱちり。ここからはニノマエと別れて僕とさなっぺで復路をいくことになる。ここで16時。僕の計算では休憩なしで3時間で橋本に帰れる。休憩を挟めば帰りは20時ないしそれを過ぎるので、とにかく「無理しない範囲でがんばりましょう」をスローガンに、一度コンビニで補給してから復路をスタートした。

 

「胃が重たいので飛ばしすぎないように」とさなっぺが言ってたが引きを交互に交代しながらガンガン進めた。復路はほとんど下り基調で、全体の印象としては70%くらい下りなんじゃないかと思うほどだった。ツールドフランスの山道ステージのような感じもしてかなり楽しいコースだった。今まででいうと都民の森の復路をさらに長くした感じ。30kmくらい下り基調だったんじゃないかなあ。

 

急いでいることもあり、またお互いに音楽をきいていることもあったのでほとんど無言のまま帰りの65kmを走り抜けた。途中休憩も挟まなかったので特記して書くことはなし!「とにかくまた今度必ずこよう」ということで意見が合致した。

 

 

 

橋本についたのは18時台だったので非常にいいペースだった。

とにかく長距離運転で肩がバキバキだった。たぶん日常でちょっとだけ変な力が入ってしまっている箇所に負担が積もっていって、あとあと大きな痛みになるのだと思う。僕の場合は下りで肩に余計な力がはいっていて、肩こりにつながっているのだ。

 

帰りにセブンに寄ってトイレ休憩。さなっぺがやけに遅いと思ったらリバースしていたという。そんな体調悪かったのか?!と聞いてみたら「かつが全く消化されなくて、、、そのあとに飲んだスポーツドリンクもかつに蓋されて吸収されてなかったみたいだ、、、。」という。なんでその状態でこのスピードで帰ってこれたのか、彼のポテンシャルには驚かされることばかりだが、「サイクリングで油ものは取ってはならぬ」という重要な教訓を得たのであった。

 

それから我々は僕の自宅まで自走し、さなっぺに輪行袋を貸して今日のトレーニングは終了した。僕の総走行距離は160kmと過去最長記録でした!やったね!

 

今回の反省としては「油ものはとらない!」「ロングライドでは輪行袋を必ず持つ!」の2点。とにかく秋もうちょっと涼しくなったらまたみんなで行こうね。車通りが少し多いが、とてもいいコースでした。

 

おしまい