もてぎエンデューロレース sideBチーム!!
お初にお目にかかります、ふらぱんです。
私の愛車であるKhodaaBloomのFana SL-105を購入から約半年が経ちました!
今回のレースが私にとって初のレースという事で、sideBチーム(アンディ先輩&ふらぱん)の記事を書かせ頂きます!チームの中では私が一番年少のため一応敬意を込めて"先輩"をつけています。
結論から言うと、
レースめっちゃ楽しい。
これまで先輩方に荒川や椿ラインとか色んなサイクリングコースに連れて行ってもらって、広ーい青空の下で自由に走れて休憩の間に美味しいもの食べて "あー、私の自転車の乗り方ずっとこんな感じで良いかも" なんて思っていたのだけれど、そんなことなかった。
レース前々日、youtubeでもてぎエンデューロと検索をかけ、まずコースを覚えた。
コースは出発直後に下り坂が迎えてくれるのだけど、すぐに500メートルの緩やかな登り坂が立ちふさがる。それを越えると平地と下りが続く感じ。
動画を見ながら、そうかそうかこのカーブを曲がったらアウターからインナーにして時速20キロキープして...うーんこの坂見た目そんなに急じゃないしいけるか、うんたらかんたらと、自分作戦会議を素人ながら立てて寝た。
レース当日朝...ねっっっっっむい!のなんのって。
わたわたと支度をして車で前日に買っていたおにぎりを貪る。
さーいよいよレースだぞー!
会場に到着するともう既にピットは埋め尽くされていた。
この時レース開始まで1時間も無いくらい。
そんな中でも日が当たるベスポジをニノマエ先輩とさなっぺ先輩が確保していてくれていた。(さすがです
前日アンディ先輩との打ち合わせでは
アン:2時間
ふら:2時間 計4時間
で走る予定だったのがレース直前sideAチームが1時間ごとの交代で走ると聞き
「じゃあ私たちもそれで」
こういうのは臨機応変にね、気転を利かせてね、ね。
結局、スタートアン→ふら→アン→ふらゴール
の1時間交代で挑む事に。
トイレに行きたい!とアンディ先輩が言っていたのはレース開始10分前くらい。
脱線するけどレース終わった後私もトイレ事情ですったもんだあったので、トイレは常に気にかけるべきなのだなと。
さあレース開始!
ゴゴゴーーと大勢のタイヤが唸る。
この音が結構好きで、ロードバイクってかっこいいと思う瞬間。
1時間とはいえ意外と短い!今のうちに補給食でエネルギーを摂取しておかねば
と ニノマエ先輩特製カヌレを頬張る。
アンディ先輩が帰って来るまで残り20分前に、さなっぺ先輩とローラー台でウォーミングアップをする。
体がある程度暖まり、ピットに戻るとちょうど二人がきつそうな顔をして戻ってきた。
お疲れさま〜とアン先輩と交代し遂に、コースへと向かう時が来た。
がんばれと背中を押されて出発。
やったるで、と内心で返事をしペダルを踏む。
前日にシュミレーションしていた通りの速度を出して坂まで一気に走る。
ここまで順調だった...。
が、坂が思った以上にきつくて、一周目は耐えられたものの二週目からはもう完全に息が上がっていた。
坂は誰かに付いて行くというより、これ以上速度を落としてはいかんとサイコンとにらめっこをしながら走っていたな。
坂が終わると平地が戻るとともに速度も回復してくる。
平地は、ほぼ同時にスタートしたさなっぺ先輩はとうに遥か彼方へと進んでしまったので知らない人に付いてひぱってもらった。
やっぱ人にひいてもらうと楽だなあ、とかぬかしてサイコンを見ると時速28キロ....。
そりゃ楽だわ!
急いで追い越し結局独り身で走るはめに。
向かい風が強いから集団に入りたかったものの経験浅いし何しろ筋肉が追いつかなかった。悔しい。
ペースが合う人居ないかなあと、ふらふら走っていると少しペースは早いけど何とか付いていけそうな、
弱虫ペダルの巻島先輩のコスプレをした人発見。
ここぞとばかりに背後にぴったりくっつく私。
ダンシングしてくれるか内心ちょっと期待していたんだけれどしてくれなかった...。
けど、すんごいフローラルないい匂いした。
あと、優しかった。
コース内に落とし物があってそれを指差しで教えてくれる巻島先輩。トゥクン...としつつ、がっつりその落とし物を踏んでいく私。ぴったり背後につきすぎた。
そこからペースが落ちてまた独り身。
最終周あたりで足がつりそうになり、ひいひいいいながらピットへ。
アン先輩にバトンタッチ。
足がつるのは塩分不足だと聞いていたのですごい色をした補給飲料水を一気に飲み塩分タブレットを胃に入れた。
つかの間の休憩中、さな先輩とラップをチェック。
三人とも、やっぱ敵わないなぁというタイムを叩き出していた。
けど次は成木があるので練習を重ねて何とか距離を縮めたい所存!
そろそろ二周目の時間がくる頃だと待ち構えていると、ニノ先輩が熊にでもやられましたか、と質問したくなる程の雄叫びを上げながら戻ってきた。
辛そう..と見てると続いてアン先輩も戻ってきた。
行ってきます!、と飛び出る。
出発が下りなのは走りやすいなーと改めて感じながら二周目を迎えたところで集団が後ろから迫ってきていた。
休憩中さな先輩と次は一周7分台目指そうと言っていたのを思い出してここや、と歯を食いしばりながら集団の後ろにやっとついた。
少しでも気を緩めるとすぐに引き剥がされるほど早く、1分持ったか持たないかでもう置いてけぼり。
呆気にとられていると小柄な女性が後ろから追い抜いてきたので一緒に走る事にした。(勝手に)
ペースがちょうど良く、追い抜き追い抜かされが続き(このやり取りが結構楽しい)ゴール付近まで結局一緒だった。
ゴールしようと同じコースでピットに入ったらバーテープ的な物で遮られ、もう少し先で入ってくださいねーと注意され頭にハテナを飛ばしながら言われた方へ向かった。ゴールをしたぞー!という感覚が無いまま足を地面に着地させる。
けど、疲労感は十分にあってやりきったーという感覚はあったのでまずまず。
さてさてsideBチームリザルトは以下ご覧の通り!
チームB 26週
男女ロードの部
22位/72チーム
そこそこ上位に入れたのは完全にアン先輩のおかげですな。
登りでも早いときで時速30キロ出てたと聞いたときはこりゃ敵わん!と膝から崩れ落ちた。
私自身のいい結果は出せなかったものの、次回レースへの闘志を燃やす良いきっかけにはなったし、平地レースの駆け引き的なものも体感出来て実りのあるレースでした。
あとは練習あるのみかなと。
次は成木!!
おしまい。