下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

コラム:独断と偏見のディープリムホイール論

どうも!ニノマエです。

 

久しぶりの「独断と偏見」シリーズです。

改めて紹介すると、このコーナーはニノマエの凝り固まった独断と偏見でロードバイクのことを紹介していくコラムです。

 

さて、今回はディープリムホイールについて。

 

そもそもディープリムって?

ホイールはざっくり3つのパーツで出来ています。

 車軸「ハブ」、棒「スポーク」、そして外周部分「リム」。

このリム部分が壁のように背が高くなっているのがディープリムホイールです。

 
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一般的に30㎜ハイトを境にナロー/ディープと区別されているみたいですが、ニノマエ個人的には「ナロー」20~30、「セミディープ」35~45、「ディープ」それ以上、という認識でいます。

 

長所と短所

 

まず長所。

 

1.空気抵抗

スポークが空気の流れを引っ掻き回すのを抑えてくれるので、空気抵抗が少なくなる。

その結果として向かい風に強くなったり、巡航速度が上がったりするのだ。

 

2.速度維持

外周部分が重くなるので一度上がったスピードが落ちにくい。転がり続け易い、というのが正しいのかな?

 

1、2が同時に起こるので尚のこと高速巡航維持がしやすくなるのです!(ドヤ!

 

そして短所です…

 

1.重い

面積がでかいんですから当然です。1500gオーバーは当たり前、1800g近い物まであるくらいです。

間違ってもクライム向きのチョイスではないっすな。

 

2.横風

横の面積が増えれば、当然のように横風の影響をうけます。仕方ないよね。

 

登りで横風とか来た日には目も当てられません。

 

 

使って初めてわかる、意外な弊害

短所ってほどじゃないけど、いざ使って初めてわかる事をいくつか。

 

・チューブのバルブ長に苦しむ。

現在ニノマエはマヴィックのCOSMICcarbonSLSを使っている。リム高は60mm。

ということは、チューブのバルブ長は60では足りず、48mmチューブに45mmのエクステンダー(継ぎ足しパーツ)をつけて使っている。

エクステンダー、前後二本で1500円なり。泣…

 

・エクステンダー対応チューブの少なさ。

なんとなしに買ったチューブが非対応。出先でパンク修理できずに泣きを見る、なんてことも。対応かどうか、確認して買わないといけないのが…めんどくさい。

 

 

やっぱり憧れ、ディープリム

そんな短所や面倒事を押し退けてでもやっぱりディープリムはかっこいい。(よね?)

中空カーボンリムなんかだと、コーナーの度に「クゥオオオオオオォォォン」って空洞音がして…くぅーーっ!

 この間行ったY's府中多摩川店なんかにはホイールコーナーが別室であって!もう!すばらしい!あんなんヨダレ出るわ!ここからここまでください!金なら無い!

 

 

 

ホイールフェチ、ニノマエのおすすめ5選

はい、そんなホイールフェチのわたくしがオススメするディープリムホイールを5つほど紹介。

 

 

Lightweight 「MEILENSTEIN OBERMAYER WEISS」


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見てよ、浮いちゃってるよ…

マイレンシュタイン・オーバーマイヤー・ヴァイス 必殺技みたいな名前ですが、おそらく現存するホイールで最高の1品。

 

かっこいい…

 

前後ペア重量わずか975g。

 

47.5㎜リムハイトを誇りながらペア1kgを切ってくるだけでもすでに驚異だが、特筆すべきはその剛性。踏んでよし回してよし(らしいです!)…まさに死角なし!

 

…使ったこと、無いんです。手なんかでないもの……試乗すらこわい。

 

あーでも死ぬまでに一度使ってみたい…

 

前後ペア ¥750,000

ふざけんな、高級ロードバイクが完組で一台買えるわ。

 

 

CORIMA「Aero プラス MCC ロ-ド」

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 12本の1:1スポーキングが特徴のコリマ。

見ていてすこし不安になる。

画像のリアホイールで47㎜ハイト、重量620g。

このリムハイトでこの重量はlightweightに次ぐクラスである。

 

一度試乗した感触でいうと、「パキッ」とした感じ?平地、登りでの加速にムダがなく。入力に対してすぐに反応してくれる。

 

 

巡航維持の面ですこし影がある気はするが、値段以上のパフォーマンスがあると思う。

 

リア ¥200,000

 

MAVIC「COSMIC carbon SLS」

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現在、ニノマエ愛用中のホイール。

先程も書いたがリム高は60㎜。

前後ペアで1500gと、まぁ軽量ながら18万円とお手頃(?)価格。

スポーク、ハブ、リムのブレーキ部分と大部分がアルミ製ながら、軽量設計を可能にしているのはキシリウム(登坂アルミホイール)でのノウハウか。

 軽さを出すためカーボンリムのブレード部分は極限まで薄く作られており、押すとポコポコへこむ、良い子はやってはならぬ。

 

35㎞/hくらいからのノビが良く、平坦で気持ちが良いくらい進むホイール。スルスルスルーって。

 

残念ながら剛性はいまいち。下りの高速域で踏み込むとフニャつく感覚。とはいえ、この価格帯で言うなら十分バッチリな性能かと!

 

 SHIMANO「WH-R9100 C60-TU Dura Ace」

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言わずと知れたシマノデュラエースの最新型ですな。

チューブラータイプで前後ともリムハイトが60mm。かつ、ペア重量1480gとかなり軽量の部類。

フルカーボンチューブラーにもかかわらず、23万円とお求め易い価格も魅力のひとつだ。国産バンザイ。

 

ひとつ前の9000系デュラエースのインプレになるが、シマノらしい、ヌルヌルと滑り続けるチタンベアリングが高速巡航を手助けしてくれる。

こぎ出しのひと踏みだけ重さがあるように感じるトコロだけが難点だろうか?

だが、一度スピードに乗ってしまえばこれ以上の武器はそうそう他にない。

 現行9100系デュラエースも同じ系譜のホイールであるらしいので、おそらくさらに上の性能になっているかと!

 

性能、値段ともに文句無しの一品。

 

Campagnolo「BORA ULTRA」


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 カンパニョーロ独特の「チキチキチキチキ…」という軽いラチェットの空転音が独特のボーラ、の、上位機種。

リムハイトは35㎜と50㎜の2展開がありますね。(画像は50㎜)

35㎜ハイト  ペア重量1370g

50㎜ハイト ペア重量1435g

と、各々のハイトで他社ホイールと比較してもかなり軽めに仕上がってます。

 

値段はどちらも25万前後…と、まぁ ね。

 

リアホイールの三本ずっこのスポークの組み方「3Gスポーキング」はカンパならではというか、御家芸ですな。見た目けっこう好きです。

 

 ベアリングSHIMANO、軽さのマヴィック、と思われがちな気がしているが、カンパホイールはスゴい。ラチェット機構内部のツメが他のホイールメーカーに比べ戻りが早く(というかツメが小さい)、入出力の反応速度と踏み込みの軽さを両立している。

偏見を恐れず言えば(そもそもそういう記事です)「登れるディープリム」である!と言えるのでは!

でもカンパホイールにシマノコンポってのもちょっと……ねぇ?

 

 

 

今回のまとめ

くぅ疲、ホイールの魅力は二十分に伝わったかな。

まぁ、平地マンでもなければディープリムなんて無用の長物なのです。が、決戦用と称して一本持ってて損はなし?

迷っているヒトは「エイ、ヤ!」で買うのです。

買わぬ後悔より買って後悔…いえ、後悔ない買い物になるはずです!

 

 

みんなおいでよホイール沼。

♪こっちのみぃずはあーまいぞぉー…