下ハンブログ、2016年まとめ
どうも、ニノマエです!
いよいよ今年も終わりかぁ…なんてしみじみしますな。
さて、この一年。新たなチームメイトを迎えたり、ニューマシンに乗り換えたりと、我々チームも色々ございました。
ブログの記事もチームの活動記録と雑記でだいぶ貯まってきましたねー。
ここいらで一度、走ってきたコースを振り返りつつ、関東近郊のコース紹介的なことが出来たらなー、と。
ほら、アニメとかでも総集編の回あるじゃないっすか。そんなかんじ。
荒川サイクリングロード
景観 ★★✩☆☆
走りやすさ ★★★★✩
初心者へのおすすめ度 ★★★★☆
埼玉県秩父・甲武信ヶ岳を水源とし、埼玉県・東京都をウネウネとのたくって東京湾へ流れ込む荒川。その両岸に走るのサイクリングロードの総称である。
河口は丁度、葛西臨海公園につながっており週末はサイクリストのメッカとなる。コインロッカーもあるので、スタート・ゴールにうってつけ。
われわれチームの常走ルートで、堀切駅折り返し(40km)/見晴らし茶屋(60km)/秋ヶ瀬公園(100km)と細かく刻んでコース分けができるので、メンバーや体調、天気なんかでその都度調整出来るのが最大の長所。
最近では、途中に車道やグラペル(非舗装路)を挟み入間川へと分岐する、安比奈親水公園ルート(130㎞)も開拓。
季節、時間帯で露骨に変わる風向きに泣くか笑うかはその時その時のお楽しみ…。
境川サイクリングロード
景観 ★★★☆☆
走りやすさ ★★★✩☆
初心者へのおすすめ度 ★★★★☆
町田市は草土山よりひっそりと相模湾へと流れていく境川。江ノ島までひと続きに走れるうえ、大きめの公園やサイクリストにはお馴染み、飯田牧場へのよりみちなど、ファンライドにうってつけのサイクリングロード。
道幅はあまり広くなく時おり車道とも交差するので、歩行者や車との事故にはくれぐれも気を付けたい。
川上へ登るとどこまで続くのか、どこまで道があるのか。いつかそんなクエストライドもおもしろいかも…!?
多摩川サイクリングロード
立地的に、わたくしニノマエはあんまり走ったことないです。
ここはバトンタッチしますかね。
『バトンタッチ』
他の味方のポケモンと交代し、かかっていた補助効果を引き継ぐ。
軽業バトンタッチフワライドとか有名ですよねー。どうもさなっぺです。
景観 ★★★★✩
走りやすさ ★✩✩✩✩
初心者へのおすすめ度 ★★★★★
多摩川沿いは個人的にとても好きなコースです。川に近くて最高に気持ちいい。川沿いにワイズロードあり。ただし圧倒的に道幅が狭い。行く時は最大3名くらいかね。ずーっと行けば高尾山口まで行ける。新宿ー高尾間は片道50km、往復で100kmというキリのいい距離。途中に寄り道すれば聖蹟桜ヶ丘があり、短いながらクライムもできるのもgood。
景観 ★★★☆✩
走りやすさ ★✩✩✩✩
初心者へのおすすめ度 ★★★☆☆
東京・神奈川間に位置する、高尾山の南側。国道20号の峠部分のことである。
橋本駅から413を行き、相模湖ー大垂水峠ー八王子という50㎞が大学時代の定番であった。懐かしい。
晴れた日に相模湖公園で補給しつつ、ボートクラブの練習を眺めてのんびりするのもとても気持ちがいい。
ヒルクライム初心者でも走破できる、5㎞と短い峠なのでおすすめです!
ヤビツ峠
登りといえば、ヤビツといえば彼でしょう。
アンディさん、どーぞ。
アンディだよ。ヤビツ峠について簡単に紹介するよ。
景観 ★★✩☆☆
走りやすさ ★★★✩☆
初心者へのおすすめ度 ★★☆☆☆
峠には常に表と裏があるよ。中でもヤビツ峠は表と裏がだいぶ表情が違うのが特徴。初心者は裏を登った方がいいっていうのが一応定石としてあるんだけど、そうかなあ?って最近は思う。
簡単に言ってしまえば表は短くてしんどい。裏はまだ楽だけど長いんだ。
だから本当は一概にどちらが走りやすいっていうのは言えないんだよね。初心者は裏から、とかヤビツも表を登らないと走破したことにはならないとかいうけど、いやあ裏も相当きついですよw
20kmを超える延々と続く坂は確かに表に比べれば坂は緩やか。でもその中でもいわゆる激坂レベルの部分はあるし、とにかく斜度がころころ変わるので走っていてガリガリと体力を奪われる感じ。それに、裏ヤビツを登るためにどこからスタートする?一応スタート地点は宮ケ瀬ってことになっているけど、宮ケ瀬まで電車は通っていない。車でいけるならいいけどそうじゃない場合は橋本駅からの走行になる。その場合坂基調の20kmを走って宮ケ瀬についてからのヤビツアタックになる。これでは到底初心者向けとは言えぬ。ただ緑が多くて本当に気持ちいので走っていて楽しいのは間違いなく裏ヤビツ!景色を楽しむ余裕があればね!
表は11kmと短いんだけど、坂が急すぎる。そしてその一番きつい激坂が最初に設定されているせいで足が温まっていないうちから真剣勝負を要求される。初心者だったら足をつくレベルだと思う。最初登った時は僕もさなっぺもヒイラギも2度休憩を強いられた。つづらも多くて延々と終わらない感じがする。冬になれば上の方は雪が積もる。だいぶハードな道になるはずだ。
ただしスタート地点である秦野駅は新宿から割と簡単にアクセスできるのでこちらのほうが気軽にいけるといえば気軽だと思う。
まあ、どっちが好きかと言われると…裏かなあ。
みんなで走るときは大抵裏から表に抜けるコースですね。
都民の森(風張峠)
景観 ★★★★☆
走りやすさ ★★★✩☆
初心者へのおすすめ度 ★★☆☆☆
筆は再びニノマエにもどります。
正しい名前は写真にある通り「奥多摩周遊道路」。
武蔵五日市駅から少し行くとすぐに山道になり、頂上手前には軽食のとれる展望台もあるのでありがたい。
終盤に斜度のキツくなる箇所が少しあるものの、全体でみると平均5パー弱。ラスト2㎞に向けて足を残しつつ走りたいところ。
周遊コースで19㎞、単純に峠部分だけでも約30㎞と手軽に行ける範囲としてはかなり骨のある、中堅峠かと!
大観山(オレンジライン・椿ライン)
景観 ★★★★★
走りやすさ ★★✩☆☆
初心者へのおすすめ度 ★★★☆☆
箱根に連なる山々のひとつは大観山(だいかんざん)。それを海側からうねりながら上っていくコースが椿ラインである。
アクセスとしては湯河原駅が近いが、小田原駅からスタートし、20㎞ほど起伏のある海岸線を行くのも気持ちがいい。
オレンジラインと呼ばれる、序盤のアップダウンも足すと20㎞と本格クライムの楽しめるコースだ。
入り口が少し分かりにくいからか、バイク乗りが多いからか、あまりロード乗りの多いコースではないように感じる。
なにより、とびきりに最高なのは晴れた日の頂上からの眺めである。眼下に芦ノ湖、箱根山麓の稜線の奥に富士山…と、パーフェクトな景色は滅多にお目にかかれないらしいが、挑戦する価値あり!
景観 ★★★★☆
走りやすさ ★★✩☆☆
初心者へのおすすめ度 ★★☆☆☆
大垂水・相模湖ルートの手前、津久井湖を折れるとヤビツ方面への道に出る。ヤビツともう一方、甲府方面へ抜けていくみちが通称「道志みち」 413号道路である。
津久井湖から山中湖までの約70㎞、常にアップダウンにさらされ続ける中~上級者向けコース…だと思います。
斜度、景色も様々で上で書いた4つの峠のアラカルトといった具合。飽きの来ないコースだけれど、ナメてかかると痛い目をみるので、補給や装備はぬかりなく用意しておきたいところ。
帰路は下り基調の快速コースに変わるが、それなりに交通量はあるのでくれぐれも交通事故には気を付けて欲しい。
さいごに
と、まぁ色々なところを走ってきましたが、既走ルート、新規ルート、どっちもどっちで楽しみはありますな。
知らない道をGPSをちょくちょく見ながら、うろうろしながら開拓していく(たまに迷子にも)楽しみもあり、何度と走った道だって季節ごと、時間ごとにやっぱり新しい発見があって楽しい。
今年も一年、当ブログを御愛読いただき感謝の限りです。
使うギアがインナー×ローでも、気持ちは下ハン握ってアウターで。来年もそんな感じで走りたいですね!
それでは、チャリダーの皆さんもそうでない方も よいお年を!