下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

富士ヒルクライム2017(ニノマエ・当日編)

どうも、ニノマエです。

前日編につづき、6月11日の富士ヒル当日編です。

 

 

朝4:00。こくまろのイビキという難関を奇策で突破した僕は、ケイタイのアラームで目を覚ます。

眠気でムカムカする胃へピーナッツコッペパンをコーヒーで流し込みゴソゴソと支度し始めると、残るアンディ、こくまろ、ふらぱんも起き出す。

 

こちらの部屋の支度が終わり、荷物を車へ運びついでにアンディが隣の部屋の様子を見る。

さなっぺ、りょま、てんちょの三人はまだ寝ていたので叩き起こしたそうだ。

 

くぬぎ平駐車場までの車での移動、駐車場から会場までの走行移動とも参加者による渋滞に次ぐ渋滞で、6:00リミットの下山荷物預かりの時間を逃した我々は、救済措置として設けられた追加便トラックへむかった。

が、こちらがまるで「蜘蛛の糸へ群がる亡者共」といった様相。

サイドオープンのトラックへ下山荷物を投げ込む人、係員へ渡そうと他人を押しのけて通ろうとする人、運悪くその人混みへ自転車を持ったまま入ってしまい立ち尽くす人、それに悪態をつく人。

阿鼻叫喚の衆合地獄…とは言わないけれどもまぁ、穏やかなそれではなかった。

隣にいたりょまは「人の底が知れるな」と言ってニヤリと笑った。

 

荷物のグタグダが終わると、ほとんど間髪入れずに女子、第2ウェーブのスタートである。

男子勢の18ウェーブとは集合場所も遠く、7人が揃って…というのは叶わずに、とりあえず居合わせたメンバーだけでふらぱんを見送る。

「健闘をいのる!allez!」

 


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出走までの時間は銘々が思い思いの事をして過ごした。そのほとんどがトイレ行列へ並んでいた時間なのは言うまでもないが。

 

 いよいよ出走である。

昨日の一件でリアギアに不安はあるが、事の大きさを考えれば走れる状態でスタートグリッドに並んで居られるだけですら御の字である。

 

ピストルが鳴り、のんびりとゲートをくぐる。

計測開始地点まで1.4㎞はいわゆるパレードランであり、沿道のおばさま方とハイタッチしたり、携帯で少し動画を撮ってみたりとゆるりゆるりと進む。

測ってないとこ頑張ったって仕方ないからね。

 

それにしてもチームユニで5人(こくまろは僕の発注ミスで着れなかった、ゴメン)揃っているだけでとても嬉しいものがある。

さぁ、行こう。

 

計測開始前の最後のコーナーを曲がる。

軽く自分の頬をペチペチと叩き「切り替え!」と1人呟く。深呼吸を一つ、ふたつ。

 

チーム参加とはいえ、個人レースである。

誰がどういうペースで、どう走るかはわからない。なら、物事はシンプルであればあるほど良い。

そう考え左に寄り少し減速し、アンディとさなっぺに先を譲る。

 

要するに、後出しで計測ライン踏んで先行すれば、タイムは間違えなく短いということ。

 

ピッピピッ、と連続して計測ラインから電子音。

次の瞬間、ガチャガチャン!とギアを2つ落としアンディが飛び出す開幕アタック。

 

こいつやりやがった。

 

反応は遅れなかった。追走し潰しにかかるが、なかなかペースは落ちない。

料金所の手前、一瞬振り返ると少し後ろにさなっぺ、その少し後方に同じくベルコンジャージが見えたが、流石に判別できる距離ではなかった。

あとからそれがてんちょであることを聞き驚く。

 

さて、料金所を超え少し行く頃には完全にちぎられ、しばらくさなっぺと二人旅。

ニノ「目標は?」

さな「完走」

ニノ「ブロンズじゃねーの?」

さな「やー、むりっしょ」

風邪気味だというさなっぺ、弱気発言。

 

確実に着実にタイムを取りに行く。

カチカチとサイコンをクリニックしては、アベレージタイム、距離、時間を見比べ、さらに道路横の距離表示とも比べて現状の把握に努める。

このペースならギリギリブロンズ…余力は無くはない、くらい?なんて始終考え事は尽きない。

ふと振り返るとさなっぺも居なくなっていた。

 

レースはところどころ、似たペースの選手がかたまり集団…みたく上手に機能していればまだ良いのだけれど、道幅いっぱいに広がってしまい、要するにダンゴがあちこちにできていた。

 

我々18ウェーブが10㎞を通過する頃にはトップの第1ウェーブの下山が始まっており、対抗車線は下山用として使用、つまり片側1車線でのレースになった。

 

ダンゴを抜かすことはできるが、その分どうしてもペースは落ちる。

右から、時には仕方なく間をすり抜けていく。

 

いよいよスプリント区間

19㎞から20㎞の富士通スバルラインで最大斜度となるこの区間は、特別計測が行われている。

 

我々ベルコン内でのプチ賞金レース区間(といってもAmazonギフトカード)でもある。通称、Amazon杯。

 

カチカチとSTIをクリックし、ギアを落として踏み込む。最大斜度といったって7%である、成木に比べればスナック菓子みたいなものだ。

 

 そこからはしばらく平坦区間になり、最後にまた少しだけ急坂を挟んでゴール。平坦区間の1㎞はとにかく飛ばした。40㎞/h巡航はできていたと思う。

手元の時計では90分ギリギリ、ブロンズに入ったかどうか。

 

 

下山し、帰り支度をして温泉へ。

風呂からあがりご飯を食べていると、もう暫定リザルトが出ていた。富士ヒル運営、仕事早すぎるだろ…心の準備がガガガ…

 

 ■総合タイム

 1. アンディ 1h20m59s77

 2. ニノマエ 1h30m34s49

 3. さなっぺ 1h33m35s11

4.  りょま  1h35m01s23

5. ふらぱん  1h53m03s35

6. こくまろ  2h03m42s02

7. てんちょ  2h11m46s69

 

やはり逃げきりは許してはならない。

次回は路肩に潰し込んででもとめよう。

 

■スプリントタイム(Amazon杯)

1. アンディ   3m12s

2. さなっぺ  3m37s

3. ニノマエ  3m38s

4. りょま   3m42s

5. ふらぱん  4m36s

6. こくまろ  5m44s

7. てんちょ  6m36s

 

スプリントタイムを飯処で発表していく。

それまで興味なさそうに携帯でFGOやってたさなっぺが、ぼくが3位であることを言った瞬間に「なぁに負けてんだ、やーい!」とすっげぇ嬉しそうに顔をあげる。

 こいつ……っ!

 

 

温泉の入り口で「おつかれ!」っつって各々の車に別れる。

 

ドタバタもあったけど、なんにせよ大勢で参加するのは楽しい。

来年も出たいなぁー!

 

 

つづく