下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

ニノマエ孤軍奮闘記 inシリーズ第1戦

 

どうも、ニノマエです。

 

こっちはベルコンチームとはあんま関係のない僕の個人レースのお話。

 

 

4月1日、日曜日。

日も昇る前から車を走らせ、伊豆、修善寺にある自転車サーキットへむかう。

 

前回の悔しさすら沸かない惨敗で、すっかりと意気消沈しているので今回の目標は「せめてメイン集団に残る」という程度の低いものに。

 

少し時間に余裕があったので伊豆スカイラインで寄り道というか、道草。
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相模湾から昇る朝日が目に染みる。

「なんでこんな早起きしてツラい思いしに行くんだろう…ばかじゃねぇの…」

スタート前からメンタルの針はすでにマイナス方向へ振れている…ご機嫌に早起きできる人なんてそう居ないと思う。

 

今日のレースは5㎞サーキットを3周、約15㎞と今回もかなり短いレース。

修善寺のサーキットは基本的にアップダウンが繰り返される厳しいコース設定である。平均斜度もけして緩くない。

登りだらけと言うことが判っていればCOSMICを持ってくる理由もない、ホイールはMavic-Ksyriumに換装済みである。

 
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ローラー台に乗りながら体を暖める。

朝8:00にもなればもう冬ジャージは要らない気温だった。サーキット横の桜は満開で、チラチラと散る花弁の平和な風景とその下で行われるレースの荒々しさとの温度差があまりに在りすぎるので、まだ寝ていて夢でも見てるんじゃないかとすら思う。

 

「ちくしょぉお!もう辞めてぇよ!」

と、先発の2時間エンデューロ(耐久レース)クラスで、集団から千切れた選手が叫ぶ声が聞こえた。

前回の自分を思い出し、

「…わかるー」と、ぼそっと呟く。

 いかん、集中せねば。

集中しなくては、という強迫観念だけが頭を回ったまま時間が過ぎ、スタート時間になる。

 

自分の走るクラスは25人程度。

整列の時から後ろの方へつける。勝てっこないのだ、せめてやれるだけの事はやろう。

 

スタート直後から緩い下り基調、下りきったところで先導バイクからフラグが下ろされここから追い越し可になる。つまり、本当のスタートは登りの梺ということになる。

早速数人飛び出したようで、それを追い集団のペースが上がる。ここで振り落とされては前回の二の舞。

 

無理やりにペースを合わせるために登りは全てダンシングで追走する。そして、それでも開いた差を無理やり下りで取り返す。

息を整えるどころか、まともに呼吸をする暇がない。酸欠の頭で「早く終わんねえかな」という考えだけがループする。

 

 

終わってみれば集団には残れたので、まぁ当初の目標はクリアしているのだが、端から低い目標を達成したところで何の感慨もなかった。

何を言ったって敗けは敗けである。

 

 そろそろ登りにピントを絞っていく時期だ…

 

つづく