下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

GW!佐渡メンバーでデスマーチ

 

どうも、ニノマエです。

 

ゴールデンウィークですよ、ゴールデンウィーク!やったぜ9連休!

 そんな初日の4月28日に、佐渡メン3人ではたして210走れるかのプレライドを行うことにした。

 

コースは堀切ー渋谷ー二子玉川ー橋本ー山中湖の往復コース。全長240㎞超、途中アップダウンのある どうし道と その中の山伏峠を抜ける、実際の佐渡ロングライドよりハードなコース設定。

 

堀切から渋谷へ向かっていると、ふらぱんから連絡が入る。「寝坊しました…二子玉川で合流します…」我々ベルコンでは寝坊遅刻はよくあることである。

 

淡々とペダルをまわし、距離をこなす。

補給はこまめに、水分は常に余裕をもって。

ロングライドはいかに消耗しないように走るかを考えなければいけない。

 

二子玉川でふらぱんと合流し、多摩川CRを遡上する。先頭を走る僕の視界に、黒い点が空中に漂っているのがみえる。

「?」と、思った次の瞬間、それは僕のゴーグルにバチッとすごい音を立ててぶつかってきた。クマンバチである、それもかなりの数の。

 

三人でひえー、と声をあげつつ多摩川を抜け京王線沿いに橋本まで走り補給。からだが冷める前に、昼食ポイントである道の駅「どうし」を目指す。
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ふみヤンとふらぱんは初見だが、私ニノマエはどうし道は3回目。アンディ・さなっぺと走った初回は山中湖でリタイア。そのあと一人でリベンジしたときも橋本ー山中湖ー橋本だったので、今回は、それ以上に難しいライドになると覚悟してはいた。
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↑過去のリタイア記録

 

 

道の駅「どうし」で昼食。

ふみヤンはカレーライス、ふらぱんは山菜そばを注文。ニノマエはクレソンうどんと冷奴を。

暑い日に冷たいうどんは良い…うまい。
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しかし、今思うと低カロリー過ぎてあまり補給になっていない。カレーが一番賢い選択だったかもしれぬ。

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山伏峠ではふらぱんがとうとう足をつったので、少し休憩をとる。山伏峠は直線の登りがあり、それの一本目をこなしてつづらを抜けると、もう一本似たようなのが待っているというハートフルボッコロード。ぼくも初見で足をつった。

 

しかし、トンネルを抜けて下るといよいよ山中湖である。
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「やったー!ゴ…」まで言いかけて口を塞ぐ。

あぶないあぶない、折り返しだよ。ゴールじゃない。
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山中湖畔のクラシック自転車のたくさんあるカフェで、コーヒーとビスケットをいただく。

 

斜陽が透明のグラスマグに反射してキレイである。素敵な器だなぁ、と裏を見ると「IKEA」。

ニノ「……。」

店の横には店主のものであろうクラシックカーが停まっていた。

ニノ「こういうのが似合うオッサンになりてえなぁ…」と、ついぼそっと口から溢れた。

聞こえたのか、店主が「なれるよ」と返してくれた。

店主が少し意地悪な顔で「また自転車でおいで」と笑うので、どうやらこのデスマーチはそのうち第二回が開催されるかもしれない。

 

ふらぱんは大分消耗していた風だったが、コーヒー休憩をとって復活した様で、「橋本までは走ります」との事だったので続行して往路を行く。

 

一変し下り基調のどうし道をご機嫌なペースですすむ。三ヶ木交差点に着く頃にはすっかり暗くなり、装備してきたライトの出番になった。

しかし、サングラスのクリアレンズを持ってこなかったので、ここからは裸眼である。

…目が乾く、しんどい。

 

日はとっぷりと暮れ橋本に到着、ここでふらぱんを見送る。途中合流ー途中離脱とはいえ150㎞の峠ありコース。これなら佐渡も行ける…かもしれない!

 

残されたニノ、ふみのボーマ乗り二人はといえば、多摩川沿いを行くルートをやめ 八王子ー新宿と公道を行くルートに変更。というのも、多摩川CRは街灯がないので夜走に向かないのだ。

 

実際、この選択は英断だった。

八王子から新宿までは下り基調、さらに天気も味方して追い風である。軽くペダルを回せば30㎞/hを越える。走行距離はいよいよ200㎞を越え、210㎞ 佐渡ロングライドの長さをクリアした。ここまでくるとしゃべる気力も残っていなかったが、二人でガッツポーズをとる。

 

途中、缶コーヒーやゼリー飲料でからだに燃料を注ぐが、新宿について いよいよ体の限界も近いのかゼリー飲料すら受け付けなくなってきた。吐きそうになるのを無理やり飲み込む、あと15㎞…ここまで来たらやりきりたい。

 

走り慣れた、よく知った道を帰る。

しかし、普段出すようにスピードがでない。

ちょっとした坂がキツい、全身の筋肉が悲鳴をあげていて 痛くない場所がなかった。空腹感はあるのに、食べ物を胃に入れれる気もしない。夜風に当てられているのもあり、みるみる体温が下がるのが解る。後から二人で思い返して「あのときは完全に気力だけで走ってた。」と、今だから笑える。

 

キツくて辛くて苦しかったが、でも何よりとても楽しい245kmだった。

ニノ宅近くの橋。いよいよゴールまで300メートルくらい。

夜で車もいないので並走し、どちらからともなく握手を交わす。

 

「やりきった」という充足感がひたすらに脳を満たしていた。

 

帰り着き、とりあえず腹に何か入れて倒れ混むように寝る。ふみヤンも「帰る気力ないんで泊めてください」と布団へダイブ。

「起きたら片方冷たくなってたりして」などとアホなことを抜かして寝る…

 

…つもりが、疲れすぎて眠りに落ちれない。

明日は休息日で決定。むり、走れない。

 

つづく