下ハン握って、アウターで。

大学時代の愉快なメンバーを中心に、ロードレーサーを縁にまた集まったり集まらなかったりする活動記録

どうしツアー 前編

 

アンディだよ

 

とりあえず、ニノマエ・ふらぱん・ふみやん一行がツールド佐渡に旅立った。

金銭的にも体力的にも普通の土日に佐渡まで行くのは厳しいゾォ〜と思って断腸の思いで断ったイベントだったが、やはり羨ましいものは羨ましい。

 

そして何より、チームが注目する「富士ヒルクライム」3週間前にして、そんな強烈なイベントに出るとはなかなか良いトレーニングではないか。なんか200km以上走るみたいだし。

 

やばいやばい。やばいよ。俺たちもこうしちゃいられない。

なんだか焦る。

 

そして焦り出す男がここにも一人。

 

さなっぺ「俺たち東京残留組もなんかこう...ロングライドをやりたいものだね....!!」

 

そしてまた一人....。

 

かめい「今年は富士ヒル出ないですけど来年は出たいので今から鍛えないとですね」

 

こいつ..チームで一番長期的な練習プラン練ってやがる...!!12ヶ月前からレースを意識するとは只者ではない。

 

 

 

以前からさなっぺの間で話題になっていたイベントがある。

 

do.l-tike.com

 

 

その名も「グランフォンド丹沢」である。

結局出なかったんだけど今でも出なかったことを若干悔やまれるイベントだ。

秦野スタートからの、ほうほう、表ヤビツを抜けて裏ヤビツを下り、ふむふむ、道志道に出て山中湖に行って帰ってきてください!えええ!

バカじゃないの?!総走行距離は146km。距離だけ見れば行けなくはない気がするが、途中には表ヤビツと道志道が含まれている。生きて帰れるわけがない。

とにかくその時はちょっとびびったのもあって参加を断念したのだ。

 

さなっぺが言う。「あの時のグランフォンド丹沢みたいなのをやろうよ。彼らも佐渡で頑張ってるんだからさ。俺たちも負けてられないよ。」

 

 

それで結局、さなっぺが新宿→橋本→山中湖→橋本→新宿と言うイかれたコースを提案。これ往復で220kmあるんですが。これを走り切るなら俺たちは朝6時には新宿を出発してなければならない..。なんでこんな過酷なことをわざわざやろうとするんだ俺たちは。

 

 

まあこの計画が日曜日だったんだけど。

突如僕が土曜日に仕事が入り、6時新宿出走が怪しくなる。

 

アンディ「ごめん前日仕事入ったわ」

 

さなっぺ「俺も」

 

そう言うわけで集合が7時にずれ込み、

それからさらに8時までずれ込んだ。

 

 

 

 

 

当日8時新宿。

もう無理だぞ。8時出走で山中湖に行って帰って戻れるわけがねえ。220kmって言うのはな、時速20kmで休みなく走り続けて11時間かかるんだ。8時から走ったら戻るのは19時だ。休憩やら食事やらで実際の到着はもっと遅くなる。

 

 

 

 

じゃあいいや...今日はさ....

裏ヤビツでもなんでも...行きますか。

 

 

 

そんなことを言いながら僕とさなっぺは橋本に向けて走り出した。

走っている途中に僕が思いついて「そういえば今日かめいさん走れるよ。グランフォンド丹沢やらないならかめいさん誘おうよ。裏ヤビツなら走れるでしょ。」

さなっぺは賛成。早速かめいさんに電話するとOKの返事が。

 

よし、橋本で落ち合おう。

僕がさなっぺの前に出て平坦をひく。なかなか見られない図だ。

今日は足の調子が良い。ちょっと飛ばしてみるか。

ビアンキストアから帰ってきて、ペダルもBBも新品だ。

 

僕は強めにペダルを踏み込んでペースをグイグイあげた。

無風で時速40kmで直線を飛ばして走る。後ろでさなっぺが「良いひきだ!!」と褒めてくれた。そんな良いペースで僕とさなっぺは橋本に着いた。

 

 

二人でマクドを貪ってかめいさんの輪行到着を待つ。

するとさなっぺがかめいさんからのラインを僕に見せる。

さなっぺ「なんかこんなメッセージきたんだけど....。今日は裏ヤビツですよね。秦野から輪行ですねーだって.....」

さなっぺ「どうしてくれよう」

「なんで?!?!」

 

どうやら自分たちで切り替えた安楽コースをあらかじめ予想されていた展開が面白くなかったようだ。

 

 

そうこうしているうちにかめいさんが到着。

ちょっと離れたところで輪行解除の作業を始めるかめいさん。

 

その間に僕とさなっぺで作戦会議を立てる。

さなっぺ「だからさ..裏ヤビツじゃなくてさ...山中湖にこれから行くんだよ。帰り電車だったら負担にならないし。時間もかからないし。」

アンディ「だめだ..富士山駅〜八王子は結構電車でも高いし、一本で帰りたければ16時には向こうに着いてないといけない。それはしんどい」

さなっぺ「じゃあこうしよう、道志道途中にある道の駅どうしまで行って、帰ってくる。これなら55kmx2で110kmの山岳コースで抑えらえる。」

アンディ「待て待て今度こそアイツ死んじゃうよ!

と離れたかめいさんを指差して息巻く僕。

かめいさん「え 死んじゃうってなんですか?」

と言ってかめいさんが手を止めてこっちを見る。

さなっぺ「気にしないで、こっちの話だから」

かめいさん「アイツ死ぬって聞こえたんですけど...」